こんにちは。不定時連絡です。
先日はタボールの作業報告中に睡魔に襲われてしまい、文章量的にも長くなったので不本意ながら前後編に分けました。
今日はその後編です。
初速が出てない!なんだ?ノズルだ!
という事で、
ここまで組み上がったものをもっかい分解ですorz
デフォのノズルに比べて、新たに組み込んだものはちょっとばかし全長が長かったんですね。コンマ数ミリのオーダーなんであんまり気にしなくても大丈夫かなー、と思っていたんですが(ここ重要)。
取り外したノズルを、回転工具でちょっとずつ削って行きます。
削っては測り、削っては測りを繰り返す事数回、いい感じになったか・・・あわわわ、削り過ぎちゃったYO!
こうなったら奥の手、盛り付け接着も可能な、エポキシ接着剤を投入だ!
と、あれこれ加工する事しばらく・・・。出来ました!
組み込んでいざ実射。
―50m/s?!
落ちてるやないかーい!(ガビーン)
噂で耳にした圧縮効果を期待して、吐出口を絞ったのが不味かったようです。
またまた、加工に加工を重ね・・・って作業中にトラブル発生!加工中にノズルとドリルのシャンクが固着してしまい、ノズルが一個ダメになりましたorz
翌日、すったもんだして次に寸法の近いノズルを移植するも、やっぱり初速が足りない。この時点で60~70m/sだったのですが、そろそろノズルだけではなく、シリンダー容積不足、それを補うべきスプリングレートが足りてないのでは、と疑い出します。
渋々カスタムノズルを購入し、それを付けてテストしてみるも、やっぱりいまいち初速が出てない。
うーん、ノズルではなく、スプリング変えてみるか?
で、手持ちのスプリングから、あれこれ試し、先日MASADAから抜いたM110位相当のスプリングでいい感じの値が出ましたのでそれで行く事に。
よっしゃー解決した!と思った矢先。
テスト中に給弾しなくなるトラブル発生。
見ると、メカボは動作していますが、ノズルが動いていません。
―タペット折れたか?
急遽分解し、メカボを開けて見ると、やっぱりタペットプレートがウィング付け根で折れてました。
組み立て時に、セクターとの噛み合いがややシビアだけどこんなもんかなー、と思ってましたが、どうやら負荷が強過ぎたようです。
恐らくは、専用設計品ではなく、マルイコピー品の中から、寸法の近い物を無理矢理使っているからこういう事になったのでしょう。
恐るべし中華ガン!
それにしても、ウチで壊れてくれたのは不幸中の幸いでした。
お客様の元に行ってからだと不具合になっちゃうもんね~。
とは言いつつ、タペットの在庫は、実はあんまり豊富ではありません。
形状的にはVer3のタペットをそのまま使っているようですが、どうにも在庫にあるのはVer2用のものしかありません。
こうなったら、現物合せで加工です(またかよw)
できたー!
早速テスト、テスト!
80~90m/s。
良好ですね、正解はスプリングだったようです。
ただこの日は、度重なる実射テストでバッテリーを使ってしまい、サイクルが遅めになってしまったので、後日フル充電で再度テストする事に。
はい、本日ですね。
テストの結果は以下の通り。
良好ですね!
以上をもちまして、S&Tタボール、完成です!
いやー、今回の仕込みは大変でしたーw
いろいろいらない事もしちゃった感じですが、なんとかまとまってくれて感無量です。
これで無事お客様の元へお届けできますね~。
さてさて、今年ももう暮れですが、なんとか今年中に片付けたいお仕事があと2件あります。
一つは、A様よりご依頼の「M41A」。
ハイサイ化の途中で止まっておりますが、グレネード部も未だ全完成とは言えない状態なので、かなり巻きで掛る必要があります。
もう一つは、K様より以来の「STARのMINIMI」です。
メカボックスの修理が途中で止まっていて、お待たせして非常に申し訳なく思っております。
こちらは、近日中に結果を出す予定です。
以下、作業予定順に受注したお仕事一覧です。
・K様より、89式のFET実装と配線の新調。
・同じくK様より、G&GのFNC、バースト回路組み込みの上仕上げまで。
・S様より、STARのドラゴンのアフターサービス、トリガープルと射程距離の改善。
・T様より、JGの89式の組み立て。
・H様より、M41Aグレネード実装の上チューニング。
・N様より、S&Tのタボールのチューニング。
またもや、纏めてみると嬉しい悲鳴が出そうです。
今年も残り少ないですが、皆様お風邪など引かれませんよう、ご自愛くださいね。
ご閲覧頂きありがとうございました。ではまた~。
2015年12月8日火曜日
2015年12月7日月曜日
15/12/07 本日の作業報告 S&T タボール完成! 今後の予定など。 ~不本意ながら前篇~
こんばんは。不定時連絡です。
本日は、先日お伝えしたS&Tのタボールのその後です。
こないだチャンバーとバレルをやったから、その続きですね。
主立ってはメカボ関係です。
結果から言いますと、今回、メカボのガワとギア以外は、ほとんどと言って良いほど手が入ってます。
以前組んだタボールとは桁違いに難産でしたw
早速、メカボを開けます。
案の定というか、これまたコッテコテのグリスとご対面です。
無慈悲な洗浄→パーツの選定に入ります。
S&Tのタボールは、マルイのP90をすこしアレンジしたようなレイアウトの独自設計のものっぽいです。
強化樹脂製の初期ロット以外、比較的品質の安定した金属製メカボを搭載しているのですが、何カ所か泣き所があります。
まず、シリンダーですね。
デフォだと、赤くアルマイト加工?されたペラペラのヤツが入ってますが、これ、ちょっとぶつけただけでも簡単に凹んでしまうナイーブな代物。
交換リストのトップに君臨してますw
それから、海外製電動ガンの定番、初速落としの為、適当に切ったスプリング。こちらもサクッと交換します。
3番手は、信頼性と燃費の観点からガンの心臓であるモーター、こちらもマルイ純正の「EG1000-S」に交代してもらいます。
ここのタボールに関しては、先日のチャンバーパッキンと以上の3点は最低限何とかしたい所ですかね~。
実はこの中に、後々尾を引くチョイスがあったのです!
さて、続きましてはギアです。
これに関しては、今回お客様のご意向をお伺いしたところ、「ノーマルで良し」との事。
海外製電動ガンの数少ない評価ポイント、それはマルイ純正より強度のあるギア類です。精度は当たり外れありますので多少博打ですが、マルイ純正のは、不正改造を防止する観点から、わざと「壊れやすい」素材を使ってます。
しかし、パワー重視の海外製電動ガンにおいては、耐久性が最優先なので、鉄製等の硬ーいギアがデフォで入っています。
これを使わない手はないよね!
ただし、何点か注意事項がありますが今回取り上げるのは、ギアの中の盲点、モーターのピニオンギアについて。
先程、モーターはマルイ純正に、としましたが、当然、そこにくっ付いているピニオンギア、これもマルイ純正の物になります。
さっきの話がここでも登場します。マルイ純正のギアに合わせて、モーターのピニオンギアも当然、「柔らかい」素材で出来ていますのでここに注意!です。
ですんで、モーターの載せ替えをする時は、ピニオンギアも切り替えてあげないと、せっかくカッチカチのギアセットをチョイスしても、ピニオンとの相性が悪くピニオンだけガリガリ削れちゃう、という事態も発生する訳です。
即座に不具合に繋がるものではないですが、寿命は縮みますよね。
ギアの選定も済んだところで、次は選んだギアを適正な位置に安定させる「シム調整」です。
今回も我流で、メカボの真ん中、壁際に一番へばり付く格好の「スパーギア」から合わせて行きます。
一通りシムを挿し終わったら、必ずメカボを閉め、きっちりねじ止めして回り具合を確かめます。
良し、スムーズ。
問題ないので、グリスアップをしてギア関係は終了です。
さてさて、お次は吸排気関係こと、シリンダーとその周りの手入れです。
ここに来て、先程のチョイスの影響が!
シリンダーを交換したのは良いのですが、肉厚になった分内径が狭まってしまい、そのまま使うつもりだったシリンダーヘッドが入らなくなってしまいました。
手持ちのシリンダーヘッドで、その他の寸法がほぼ同じものを選び、これを組み込むことで乗り切った。
と思ったのですが、今度はシリンダーの先端と連結する部品、ノズルもまたサイズが合わない!
ええい、ノズル、適当なノズルは・・・ない・・・だと!?
全長、外径とが同じで、かつ内径が少し広めのものが、まぁそんな都合良く・・・・・・・・・お、これ行けんじゃね?
奇跡的に一本使えそうなのを見つけ、迷わずそれを組み込みました。
とりあえず形にはなりそうですね。
すったもんだありましたが、シリンダー・ノズルはクリアです。
次にピストン。
これは・・・そのままでも行けなくはないんですが・・・、んですが、なんか気に入らないというか、強度無さそうで好かんのですわデフォの部品は。
ですんでこれも交換、交換!
手持ちの部品で使えそうなのをピックアップして組み立て、オリジナルのピストンを誂えました。
この時に併せて、AOE調整と、ピストンのラック加工もやっておきます。ここの辺り、以前は知らなかったのでやってない行程ですよねー(オマ)。
まだまだ続きますメカボのチューニング。
次に弄ったのは、電動ガンの動作の要、トリガースイッチと配線系です。
こちらのタボール、スイッチ接点の代わりにマイクロスイッチが使われているのですが、これが取り外しの際に偶然御開帳してしまいましたw
これも何かの縁、せっかく開いたのですから中を拝見して手を入れます。
接点金具の部分に接点グリスを塗り、瞬着でしっかりと蓋をしました。
配線、に関しても、とりわけ弄る必要はなかったのですが、今回お伺いしているオーダーの中に、「ヒューズの追加」もお受けしていたので、どのみち配線を切る必要がありまして。
ならいっそのこと効率の良い銀メッキ線にやり替えてしまえ、と大盤振る舞いしました!
ここまでやって、ようやく改修は目途が立ちました。後はメカボを閉じて元通りに復元し、諸々の動作テストを行って行きます。
タボールさんに関しては、トリガーとメカボの間の距離が空いているので、マルイのファマスやP90のように金属棒でリンクが張ってあります。この辺の組み立てが独特作業と言えばそうなりますね。
テスト開始です。
まずはメカボ単体で通電させ動作を見ます。
OK、セミ、フル共に動きます。
次に、ガンにメカボを組み込んで、半分組み立てた状態で同じく動作テストです。
OK、トリガーに連動してちゃんと各動作動いてます。
仕上げに、全て組み立てて、文字通り完成品としての動作試験。
初速、連射速度、動作を確認します。
ん?
んん?
遅い!(ショックのあまり写真を撮り忘れた模様w)
初速が足りない・・・70m/s台って・・・何故、ってあれか、チャンバー周りとシリンダー+ピストンの気密は取れているのを確認しているし・・・?
残るは、あー、ノズルだよな。
やっぱりかー!
ここに来てまだ足を引っ張りますか!
続きます。
追記:
先日の89式、妙にサイクルが遅かった件ですが、モーターを純正からAIPのHT40000に交換
してみました。
結果はこんな感じ。
うむ、いい感じですね♪
晴れてめでたく納品となりましたー!
本日は、先日お伝えしたS&Tのタボールのその後です。
こないだチャンバーとバレルをやったから、その続きですね。
主立ってはメカボ関係です。
結果から言いますと、今回、メカボのガワとギア以外は、ほとんどと言って良いほど手が入ってます。
以前組んだタボールとは桁違いに難産でしたw
早速、メカボを開けます。
案の定というか、これまたコッテコテのグリスとご対面です。
無慈悲な洗浄→パーツの選定に入ります。
S&Tのタボールは、マルイのP90をすこしアレンジしたようなレイアウトの独自設計のものっぽいです。
強化樹脂製の初期ロット以外、比較的品質の安定した金属製メカボを搭載しているのですが、何カ所か泣き所があります。
まず、シリンダーですね。
デフォだと、赤くアルマイト加工?されたペラペラのヤツが入ってますが、これ、ちょっとぶつけただけでも簡単に凹んでしまうナイーブな代物。
交換リストのトップに君臨してますw
それから、海外製電動ガンの定番、初速落としの為、適当に切ったスプリング。こちらもサクッと交換します。
3番手は、信頼性と燃費の観点からガンの心臓であるモーター、こちらもマルイ純正の「EG1000-S」に交代してもらいます。
ここのタボールに関しては、先日のチャンバーパッキンと以上の3点は最低限何とかしたい所ですかね~。
実はこの中に、後々尾を引くチョイスがあったのです!
さて、続きましてはギアです。
これに関しては、今回お客様のご意向をお伺いしたところ、「ノーマルで良し」との事。
海外製電動ガンの数少ない評価ポイント、それはマルイ純正より強度のあるギア類です。精度は当たり外れありますので多少博打ですが、マルイ純正のは、不正改造を防止する観点から、わざと「壊れやすい」素材を使ってます。
しかし、パワー重視の海外製電動ガンにおいては、耐久性が最優先なので、鉄製等の硬ーいギアがデフォで入っています。
これを使わない手はないよね!
ただし、何点か注意事項がありますが今回取り上げるのは、ギアの中の盲点、モーターのピニオンギアについて。
先程、モーターはマルイ純正に、としましたが、当然、そこにくっ付いているピニオンギア、これもマルイ純正の物になります。
さっきの話がここでも登場します。マルイ純正のギアに合わせて、モーターのピニオンギアも当然、「柔らかい」素材で出来ていますのでここに注意!です。
ですんで、モーターの載せ替えをする時は、ピニオンギアも切り替えてあげないと、せっかくカッチカチのギアセットをチョイスしても、ピニオンとの相性が悪くピニオンだけガリガリ削れちゃう、という事態も発生する訳です。
即座に不具合に繋がるものではないですが、寿命は縮みますよね。
ギアの選定も済んだところで、次は選んだギアを適正な位置に安定させる「シム調整」です。
今回も我流で、メカボの真ん中、壁際に一番へばり付く格好の「スパーギア」から合わせて行きます。
一通りシムを挿し終わったら、必ずメカボを閉め、きっちりねじ止めして回り具合を確かめます。
良し、スムーズ。
問題ないので、グリスアップをしてギア関係は終了です。
さてさて、お次は吸排気関係こと、シリンダーとその周りの手入れです。
ここに来て、先程のチョイスの影響が!
シリンダーを交換したのは良いのですが、肉厚になった分内径が狭まってしまい、そのまま使うつもりだったシリンダーヘッドが入らなくなってしまいました。
手持ちのシリンダーヘッドで、その他の寸法がほぼ同じものを選び、これを組み込むことで乗り切った。
と思ったのですが、今度はシリンダーの先端と連結する部品、ノズルもまたサイズが合わない!
ええい、ノズル、適当なノズルは・・・ない・・・だと!?
全長、外径とが同じで、かつ内径が少し広めのものが、まぁそんな都合良く・・・・・・・・・お、これ行けんじゃね?
奇跡的に一本使えそうなのを見つけ、迷わずそれを組み込みました。
とりあえず形にはなりそうですね。
すったもんだありましたが、シリンダー・ノズルはクリアです。
次にピストン。
これは・・・そのままでも行けなくはないんですが・・・、んですが、なんか気に入らないというか、強度無さそうで好かんのですわデフォの部品は。
ですんでこれも交換、交換!
手持ちの部品で使えそうなのをピックアップして組み立て、オリジナルのピストンを誂えました。
この時に併せて、AOE調整と、ピストンのラック加工もやっておきます。ここの辺り、以前は知らなかったのでやってない行程ですよねー(オマ)。
まだまだ続きますメカボのチューニング。
次に弄ったのは、電動ガンの動作の要、トリガースイッチと配線系です。
こちらのタボール、スイッチ接点の代わりにマイクロスイッチが使われているのですが、これが取り外しの際に偶然御開帳してしまいましたw
これも何かの縁、せっかく開いたのですから中を拝見して手を入れます。
接点金具の部分に接点グリスを塗り、瞬着でしっかりと蓋をしました。
配線、に関しても、とりわけ弄る必要はなかったのですが、今回お伺いしているオーダーの中に、「ヒューズの追加」もお受けしていたので、どのみち配線を切る必要がありまして。
ならいっそのこと効率の良い銀メッキ線にやり替えてしまえ、と大盤振る舞いしました!
ここまでやって、ようやく改修は目途が立ちました。後はメカボを閉じて元通りに復元し、諸々の動作テストを行って行きます。
タボールさんに関しては、トリガーとメカボの間の距離が空いているので、マルイのファマスやP90のように金属棒でリンクが張ってあります。この辺の組み立てが独特作業と言えばそうなりますね。
テスト開始です。
まずはメカボ単体で通電させ動作を見ます。
OK、セミ、フル共に動きます。
次に、ガンにメカボを組み込んで、半分組み立てた状態で同じく動作テストです。
OK、トリガーに連動してちゃんと各動作動いてます。
仕上げに、全て組み立てて、文字通り完成品としての動作試験。
初速、連射速度、動作を確認します。
ん?
んん?
遅い!(ショックのあまり写真を撮り忘れた模様w)
初速が足りない・・・70m/s台って・・・何故、ってあれか、チャンバー周りとシリンダー+ピストンの気密は取れているのを確認しているし・・・?
残るは、あー、ノズルだよな。
やっぱりかー!
ここに来てまだ足を引っ張りますか!
続きます。
追記:
先日の89式、妙にサイクルが遅かった件ですが、モーターを純正からAIPのHT40000に交換
してみました。
結果はこんな感じ。
うむ、いい感じですね♪
晴れてめでたく納品となりましたー!
2015年11月25日水曜日
15/11/25 進捗報告 G&G/FNC、S&Tタボール他
おはようございます。不定時連絡です。
先日89式をロールアウトしてから何をしておったかというと、何を間違ったか依頼でもないG&GのふんこちゃんことFNCをひたすら弄っておりました(コラー)。
こちらのFNC、実銃は3点バーストが可能なんですが、モデルではセレクターのみの再現となっていて、ちょっともったいないなー、と思っておったところ、某オクをホゲーと眺めていたらピーン!と来るものが売り出されておりました。
東京マルイ純正の電子制御ユニット、SIG550のバーストユニットです(ドヤァ)。
運良くこちらを入手出来たので、何とか実装できないかと紛糾しております。
閑話休題、ご注文頂いているお客様にも悪いので、とっととまとめて次に行こう、とりあえずノーマル状態でのメカボのドライブまでかな~、と組み立てて、いざ、電源を投入すると、動かない。
ヒューズが飛びましたorz。
アセンブルの手順も間違ってないし、思い当たる節も無かったので、うわーなんだよ、なんでー、とかなり凹みました。
派手なクラッシュ音もせず、モーターがロックしているような挙動でしたので、まず疑ったのは、メカボ内部のピストンレールの外れ。
次に怪しいのは、モーターそのもの。異物巻き込みとかしてたんじゃないのか?
グシャグシャに壊れてたらどうしよう、と内心ヒヤヒヤしながらメカボをオープンしました。
見ると、スプリングがキチキチに圧縮された状態でギアが噛み合ったまま、キレイに出てきました。
すぐさまスプリングを解放して、ギアから何から外して破損のチェック。
OK、欠けは無い模様。
ホッと胸をなでおろすのもつかの間、ではなんで動かなかったのか?
セクターギアとピストンを何気なくクルクル、スコスコしてたら、あっ、と(アッー!ではない)気付く点が出てきました。
ここです。
どうにもこの位置でギアが重くなる、と思って、よくよく観察すると、ありました。
ピンセットで指してる部分、ちょっと写真が悪いですが、ピストンの後端とメカボのリブのエッジがわずかに噛んでます。
コレだー!
で、早速改修です。
メカボの該当部分、及びピストンの後端をガリガリ削って面取りしました。
なんという荒療治。
しかしこれで、セクターを回しても、抵抗なくスルスルとピストンが前後に動きます。
よっしゃ逝ったれ、とこのまま一気呵成に組み立て、再度テストドライブです。
OK、動きました!ヤッター!
これで名残惜しいですが、FNCは一旦休工。
お客様から頂いている仕事のうち、今度は新たにタボールに手を付けました。
サクッと分解です。
メカボを開けると流石に遅くなるので、チャンバーに注力する事にしました。
で、気になったのは、チャンバーユニットの出来の問題。
最初は動かなくないし、問題ないかな?と思っていたのですが、良く見ると、ん?というところが。
HOP調整アームを動かす歯車のうち、真ん中の歯車がどう見ても傾いてるんですね。
何故なのか?
最初は、歯車の背面と、樹脂製のチャンバー故押し出しピン跡のバリが出ているのが当たってるのかと思い(ひどい話です、品質は良くないね)、バリを削ってみたのですが、それでもまだ傾いている。
軸そのものはまっすぐ出ているので、あと問題になるとしたら歯車自体の径か?
手持ちの歯車を何個かテストしてみた結果、余っていたライラクスのストライクチャンバーのカム歯車が一回り小さい事が判明。
コレだ!
それと、ダイヤルの歯車との相性が合うように、真ん中の歯車をチョイス。
赤いギアのワンポイントが可愛いチャンバーユニットの出来上がりです!
その他のアセンブルも参考までに。
チャンバーパッキンは、馬鹿の一つ覚え的にPDIのWホールドチャンバーパッキンに。
インナーバレルは、少し贅沢ですが、どっちみち死蔵していたのでライラクスのEGバレルを使ってみました。
仕上げに、テープを螺旋巻きしてガタを取り、バレルユニットの完成です!
それから、DSG搭載計画が頓挫したM41A。
先日国内DSGの本家、G.A.Wさんより、正真正銘の本家DSGと専用スプリングを購入しました。
クイックリリース式のVer6メカボも入手したので、まだまだタダでは起きませんぞ~。
本日ご報告できるのはこんなところでしょうか?
G&GのFNCは、道理で動かない訳ですね。動作不良品というのか、メカボの加工ミスですね、他の加工精度が高いだけにもったいないです。
そしてタボール。
慣れているのもありますが、分解がとにかく楽ですね。整備性は無茶苦茶高いので、テストベッドとしてもオススメです。
ではこのへんで、またね~。
先日89式をロールアウトしてから何をしておったかというと、何を間違ったか依頼でもないG&GのふんこちゃんことFNCをひたすら弄っておりました(コラー)。
こちらのFNC、実銃は3点バーストが可能なんですが、モデルではセレクターのみの再現となっていて、ちょっともったいないなー、と思っておったところ、某オクをホゲーと眺めていたらピーン!と来るものが売り出されておりました。
東京マルイ純正の電子制御ユニット、SIG550のバーストユニットです(ドヤァ)。
運良くこちらを入手出来たので、何とか実装できないかと紛糾しております。
閑話休題、ご注文頂いているお客様にも悪いので、とっととまとめて次に行こう、とりあえずノーマル状態でのメカボのドライブまでかな~、と組み立てて、いざ、電源を投入すると、動かない。
ヒューズが飛びましたorz。
アセンブルの手順も間違ってないし、思い当たる節も無かったので、うわーなんだよ、なんでー、とかなり凹みました。
派手なクラッシュ音もせず、モーターがロックしているような挙動でしたので、まず疑ったのは、メカボ内部のピストンレールの外れ。
次に怪しいのは、モーターそのもの。異物巻き込みとかしてたんじゃないのか?
グシャグシャに壊れてたらどうしよう、と内心ヒヤヒヤしながらメカボをオープンしました。
見ると、スプリングがキチキチに圧縮された状態でギアが噛み合ったまま、キレイに出てきました。
すぐさまスプリングを解放して、ギアから何から外して破損のチェック。
OK、欠けは無い模様。
ホッと胸をなでおろすのもつかの間、ではなんで動かなかったのか?
セクターギアとピストンを何気なくクルクル、スコスコしてたら、あっ、と(アッー!ではない)気付く点が出てきました。
ここです。
どうにもこの位置でギアが重くなる、と思って、よくよく観察すると、ありました。
ピンセットで指してる部分、ちょっと写真が悪いですが、ピストンの後端とメカボのリブのエッジがわずかに噛んでます。
コレだー!
で、早速改修です。
メカボの該当部分、及びピストンの後端をガリガリ削って面取りしました。
なんという荒療治。
しかしこれで、セクターを回しても、抵抗なくスルスルとピストンが前後に動きます。
よっしゃ逝ったれ、とこのまま一気呵成に組み立て、再度テストドライブです。
OK、動きました!ヤッター!
これで名残惜しいですが、FNCは一旦休工。
お客様から頂いている仕事のうち、今度は新たにタボールに手を付けました。
サクッと分解です。
メカボを開けると流石に遅くなるので、チャンバーに注力する事にしました。
で、気になったのは、チャンバーユニットの出来の問題。
最初は動かなくないし、問題ないかな?と思っていたのですが、良く見ると、ん?というところが。
HOP調整アームを動かす歯車のうち、真ん中の歯車がどう見ても傾いてるんですね。
何故なのか?
最初は、歯車の背面と、樹脂製のチャンバー故押し出しピン跡のバリが出ているのが当たってるのかと思い(ひどい話です、品質は良くないね)、バリを削ってみたのですが、それでもまだ傾いている。
軸そのものはまっすぐ出ているので、あと問題になるとしたら歯車自体の径か?
手持ちの歯車を何個かテストしてみた結果、余っていたライラクスのストライクチャンバーのカム歯車が一回り小さい事が判明。
コレだ!
それと、ダイヤルの歯車との相性が合うように、真ん中の歯車をチョイス。
赤いギアのワンポイントが可愛いチャンバーユニットの出来上がりです!
その他のアセンブルも参考までに。
チャンバーパッキンは、馬鹿の一つ覚え的にPDIのWホールドチャンバーパッキンに。
インナーバレルは、少し贅沢ですが、どっちみち死蔵していたのでライラクスのEGバレルを使ってみました。
仕上げに、テープを螺旋巻きしてガタを取り、バレルユニットの完成です!
それから、DSG搭載計画が頓挫したM41A。
先日国内DSGの本家、G.A.Wさんより、正真正銘の本家DSGと専用スプリングを購入しました。
クイックリリース式のVer6メカボも入手したので、まだまだタダでは起きませんぞ~。
本日ご報告できるのはこんなところでしょうか?
G&GのFNCは、道理で動かない訳ですね。動作不良品というのか、メカボの加工ミスですね、他の加工精度が高いだけにもったいないです。
そしてタボール。
慣れているのもありますが、分解がとにかく楽ですね。整備性は無茶苦茶高いので、テストベッドとしてもオススメです。
ではこのへんで、またね~。
2015年11月18日水曜日
15/11/18 業務報告 マルイ89式ロールアウト!
こんばんは。不定時連絡です。
本日、マルイの89式がロールアウトしました。
今回のチューニングコンセプトは、「質実剛健、リーズナブル&ユーザブル」です。
↑メカボ分解の図。まずはメカボの洗浄ですね、比較的キレイだけど。
先日の分解チェックでは、チャンバー内部やメカボまでは見ていなかったので、まずは状態の確認です。
中古ながらクラッシュ箇所も無く、至って良好でした。
で、カスタム、チューンしていく訳ですが→
まず準備したのが軸受け。
純正では樹脂製の物が嵌まっていたので、これを取り外し、ライラクスのメタル軸受けを瞬着でしっかり固定。
ギアを嵌めてみて、軸受けの挿入で歪みが出ていないかチェック。
次は、ギアのシム調整ですね。
我流ですが、今回はスパー→セクター→ベベル、の順で調整しました。
今回、ベベルギア側からのアクセスが出来ないメカボなので、メカボを閉じてセクターを指で回し加減を確認しました。
問題なかったのでそのままグリスアップ。
今回から、「G.A.W」さんの「G-グリス」を導入してみました。ちょっと高めのお値段ですが、その性能はプライスレスだとか。
こちらのグリス、シリンダー周りにも使えるとありましたが、最初からガンガン使うのももったいないので(笑)、シリンダーは従来のスリーボンドのシリコングリスを使用しております。
そのシリンダーとピストンですが、一応、どれだけ使われたか分からないので、Oリングを両方とも新品に交換、シリンダーはシールテープで気密を取り、ピストンと共にグリスアップを施し気密試験を行います、OK、いい感じ。
スイッチ周りは、今回は洗浄と接点グリスを塗っただけです。
あと、89式独自と言えるのが、機械式のバースト機構。
ここはヘタに弄ると動かなくなるので、慎重に組み立て、グリス&オイルで仕上げました。
メカボ弄りはここまでで、次はチャンバーユニットです。
チャンバーパッキンは、PDIのWホールドチャンバーパッキンを使ってみました。
一説には、89式の癖として、HOPが傾いて掛る、と聞いたことがあるので、チャンバー側から覗いてセンターの確認しやすいこちらのパッキンを選んだという訳です。
あとは、インナーバレルの銃口側、これも最近になって聞いたのですが、デフォルトの状態よりも、内側にテーパーを付けてやった方がいい、という事でしたので、デザインナイフでチマチマ加工しました。
ここまでが17日の作業です。組み立ては翌18日に持越し。
さて日付が変わって18日、後は組み立てを残すのみー。
と思っていたのですが、ふと思い出しました。
あー、アレやってない!AOE調整!
AOEとは、セクターギアがピストンにかかる時の、最初の位置、引っ掛かりの「角度」についての事です。
これをいい加減にしておくと、ハイサイ化の時などは特に、ピスクラの原因になるというのは、以前M41Aのアセンの時にお話ししたかと思います。
今回はノーマルサイクルだしなー、どうしようか、と某SNSで訊いてみたところ、「給弾不良になるよ!」とアドバイス頂いたのもあって、再度メカボ開けを決意。
やり方としては簡単です。
要は、ギアの歯がなるたけ90°近くの位置でピストンの一番端のラックに引っ掛かるように、ピストンヘッドかシリンダーヘッドに詰め物をしてやります。
今回は、お古のシリンダーヘッドがあったので、それのゴム板部分を切り出して、瞬着で固定してやりました。
同時に、最初に一番端のラックに歯が掛るように、二番目と三番目のラックを削って接触しないように加工します。
↑アフターの写真しかないですが、仕上がるとこんな感じになります。これでもちょっと斜めってますが。
で、メカボを閉じまして、モーターの噛み合い調整は前日に済ませていたので、テストドライブ、うん、いい感じです。
更に、ついでのついでですが、長寿命化に一手間掛けました。
SBDの実装です。
SBD(ショットキーバリアダイオード)とは、理論は長くなるので調べてもらえれば助かりますが(爆)、煎じ詰めて言えばスイッチ接点の保護の為の部品です。
これで、電動ガンの大敵、スイッチの摩耗がかなり抑えられます。完璧ではありませんが、今回あまりコストを掛けないコンセプトですのでこれくらいで。
こちらも至って簡単、ダイオードという電子部品を、モーターの端子に接続するだけです。ラジコン用のノイズキラーと似ていますが、気を付けなければいけないのは極性があるという点かな。
↑すでに絶縁しておりますが、白いチューブの中にダイオードが入っております。
さて、いよいよ作業も組み立てで終わりですよ!
順序を確認しながらネジを組み付け、アセンブル完了です!
本日、マルイの89式がロールアウトしました。
今回のチューニングコンセプトは、「質実剛健、リーズナブル&ユーザブル」です。
↑メカボ分解の図。まずはメカボの洗浄ですね、比較的キレイだけど。
先日の分解チェックでは、チャンバー内部やメカボまでは見ていなかったので、まずは状態の確認です。
中古ながらクラッシュ箇所も無く、至って良好でした。
で、カスタム、チューンしていく訳ですが→
まず準備したのが軸受け。
純正では樹脂製の物が嵌まっていたので、これを取り外し、ライラクスのメタル軸受けを瞬着でしっかり固定。
ギアを嵌めてみて、軸受けの挿入で歪みが出ていないかチェック。
次は、ギアのシム調整ですね。
我流ですが、今回はスパー→セクター→ベベル、の順で調整しました。
今回、ベベルギア側からのアクセスが出来ないメカボなので、メカボを閉じてセクターを指で回し加減を確認しました。
問題なかったのでそのままグリスアップ。
今回から、「G.A.W」さんの「G-グリス」を導入してみました。ちょっと高めのお値段ですが、その性能はプライスレスだとか。
こちらのグリス、シリンダー周りにも使えるとありましたが、最初からガンガン使うのももったいないので(笑)、シリンダーは従来のスリーボンドのシリコングリスを使用しております。
そのシリンダーとピストンですが、一応、どれだけ使われたか分からないので、Oリングを両方とも新品に交換、シリンダーはシールテープで気密を取り、ピストンと共にグリスアップを施し気密試験を行います、OK、いい感じ。
スイッチ周りは、今回は洗浄と接点グリスを塗っただけです。
あと、89式独自と言えるのが、機械式のバースト機構。
ここはヘタに弄ると動かなくなるので、慎重に組み立て、グリス&オイルで仕上げました。
メカボ弄りはここまでで、次はチャンバーユニットです。
チャンバーパッキンは、PDIのWホールドチャンバーパッキンを使ってみました。
一説には、89式の癖として、HOPが傾いて掛る、と聞いたことがあるので、チャンバー側から覗いてセンターの確認しやすいこちらのパッキンを選んだという訳です。
あとは、インナーバレルの銃口側、これも最近になって聞いたのですが、デフォルトの状態よりも、内側にテーパーを付けてやった方がいい、という事でしたので、デザインナイフでチマチマ加工しました。
ここまでが17日の作業です。組み立ては翌18日に持越し。
さて日付が変わって18日、後は組み立てを残すのみー。
と思っていたのですが、ふと思い出しました。
あー、アレやってない!AOE調整!
AOEとは、セクターギアがピストンにかかる時の、最初の位置、引っ掛かりの「角度」についての事です。
これをいい加減にしておくと、ハイサイ化の時などは特に、ピスクラの原因になるというのは、以前M41Aのアセンの時にお話ししたかと思います。
今回はノーマルサイクルだしなー、どうしようか、と某SNSで訊いてみたところ、「給弾不良になるよ!」とアドバイス頂いたのもあって、再度メカボ開けを決意。
やり方としては簡単です。
要は、ギアの歯がなるたけ90°近くの位置でピストンの一番端のラックに引っ掛かるように、ピストンヘッドかシリンダーヘッドに詰め物をしてやります。
今回は、お古のシリンダーヘッドがあったので、それのゴム板部分を切り出して、瞬着で固定してやりました。
同時に、最初に一番端のラックに歯が掛るように、二番目と三番目のラックを削って接触しないように加工します。
↑アフターの写真しかないですが、仕上がるとこんな感じになります。これでもちょっと斜めってますが。
で、メカボを閉じまして、モーターの噛み合い調整は前日に済ませていたので、テストドライブ、うん、いい感じです。
更に、ついでのついでですが、長寿命化に一手間掛けました。
SBDの実装です。
SBD(ショットキーバリアダイオード)とは、理論は長くなるので調べてもらえれば助かりますが(爆)、煎じ詰めて言えばスイッチ接点の保護の為の部品です。
これで、電動ガンの大敵、スイッチの摩耗がかなり抑えられます。完璧ではありませんが、今回あまりコストを掛けないコンセプトですのでこれくらいで。
こちらも至って簡単、ダイオードという電子部品を、モーターの端子に接続するだけです。ラジコン用のノイズキラーと似ていますが、気を付けなければいけないのは極性があるという点かな。
↑すでに絶縁しておりますが、白いチューブの中にダイオードが入っております。
さて、いよいよ作業も組み立てで終わりですよ!
順序を確認しながらネジを組み付け、アセンブル完了です!
\デーン(コマンドー的なアレ)/
早速実射試験です。
まずは単発。
うーん、初速はいい感じです。個人的にはちょっと強すぎるくらいですね~。
次に連発。
うーん、初速はいいとして、その連射速度はなんなんだ?
こんなものなのか・・・?
スタンダード電動ガンとしては、13~15発/秒、くらいを期待していたんですが…、これは純正の「EG-1000BTモーター」の特性なのでしょうか?
以前ターセルの89式をチューンした時は、確か「EG-1000モーター」で14発/秒くらい行っていたはずなので、それで違和感を感じているのかもしれません。最近ハイサイばっかり弄って感覚がマヒしていたのかもw
ともあれ、マルイの89式小銃、ひとまずの完成であります!
今回は、ノーマルマグ1本の他に、多弾マグ2本をお付けして、お値段は…
30000円~
を予定しております。
ただ、元が中古なので、外箱とその他の付属品はありません、悪しからず。
既に某SNS上では、一足早く告知しておりますが、この記事をご覧になって気になった方は、私までご連絡ください。お待ちしております。
本日はこんなところですかね、またよろです~。
2015年11月15日日曜日
15/11/15 近況、進捗などのご報告。G&G FNC、M41A等
おはようございます。不定時連絡です。
先日の更新から半月ほど経ちました。
あれから、ぐでーっとしつつぼちぼちと作業しておりましたのでそのご報告です。
まずお話しするのはM41A。
生憎と写真はありませんが、昨日寝かせていた組み立て途中のメカボをエンヤコラと組み上げて試運転。
結果、
ダメでした。
初速とサイクルの低さは相変わらずですねー。これはやはりスプリングレートとバッテリーか?
以下付随する作業中の写真です。
コンパクト化に成功したFETユニットです。
放熱を考慮して露出させたヒートシンクがチャームポイントです。
タペット加工の変遷です。(尚、失敗した模様w)
そしてそして、新規入荷情報!
G&GのGF76こと、FNCを調達しました!
こちらの個体、ジャンクというか不具合品として安く売られていたので、迷わず「ウチへおいで」と手を差し伸べてしまいました。
点検がてら分解したところ、ボルトカバーのスプリングが欠品していたのと、セレクター後ろのメカボ固定用のピンも、おそらく正規の物ではなく長さが足りていませんでした。
それらの補修と合わせて、インナーバレルの若干の延長と、デフォでは問題ありという評のチャンバーユニットの換装を行いました。
そして、忘れずアウターバレルとのガタ取りの為にテープを螺旋巻きです。
残すはメカボ内部の点検ですが、その前に先日の89式のアセンブルですかね~。部品が揃ったので。
あとおきっぱになってると言えば、K様から頂いているMINIMIのメカボ補修ですね。
金属パーツの板からの切り出しがあるので、ちょっと躊躇しているんですよね~。
エポキシ接着剤は買ってあるので、あとはやるだけです!
そして、余暇ではありませんが、息抜きも兼ねて久しぶりにガンプラも弄ってます。
某コミュニティの年末の集まりに持っていく肴にしようとね。
茶菓子の代わりは務まる模様。
それでは、またよろです~。
先日の更新から半月ほど経ちました。
あれから、ぐでーっとしつつぼちぼちと作業しておりましたのでそのご報告です。
まずお話しするのはM41A。
生憎と写真はありませんが、昨日寝かせていた組み立て途中のメカボをエンヤコラと組み上げて試運転。
結果、
ダメでした。
初速とサイクルの低さは相変わらずですねー。これはやはりスプリングレートとバッテリーか?
以下付随する作業中の写真です。
コンパクト化に成功したFETユニットです。
放熱を考慮して露出させたヒートシンクがチャームポイントです。
タペット加工の変遷です。(尚、失敗した模様w)
そしてそして、新規入荷情報!
G&GのGF76こと、FNCを調達しました!
点検がてら分解したところ、ボルトカバーのスプリングが欠品していたのと、セレクター後ろのメカボ固定用のピンも、おそらく正規の物ではなく長さが足りていませんでした。
それらの補修と合わせて、インナーバレルの若干の延長と、デフォでは問題ありという評のチャンバーユニットの換装を行いました。
そして、忘れずアウターバレルとのガタ取りの為にテープを螺旋巻きです。
残すはメカボ内部の点検ですが、その前に先日の89式のアセンブルですかね~。部品が揃ったので。
あとおきっぱになってると言えば、K様から頂いているMINIMIのメカボ補修ですね。
金属パーツの板からの切り出しがあるので、ちょっと躊躇しているんですよね~。
エポキシ接着剤は買ってあるので、あとはやるだけです!
そして、余暇ではありませんが、息抜きも兼ねて久しぶりにガンプラも弄ってます。
某コミュニティの年末の集まりに持っていく肴にしようとね。
茶菓子の代わりは務まる模様。
それでは、またよろです~。
2015年10月31日土曜日
15/10/31 本日の報告 ガンスミス復活編&M41A他
こんにちは。不定時連絡です。
先日、ようやっと心身のコンディションが復調し、ガンスミス業務に帰ってきました。
時系列順に整理しますと。
まず触ったのはセブロのM-5電ブロ化計画。
元々マルイの電ブロP99をゴリゴリ削って盛ってを繰り返し、こんな感じになってました↓。
しかし、まだまだセブロには見えませんよね~。
で、改めて加工したのがこちら↓。
どうでしょう?各部微調整を重ねて、少しずつですがセブロに近づいております!
次に、取り掛かりましたのは、懸案になっていたM41A。
DSG実装の実験初号機的な意味合いの強いこちらの銃ですが、主にギアの選定にちょっと怪しい所があったので、スペアで購入したギアも含めて調整をやり直しました。
こんな感じです↓。
組み込み途中でトラブルもあったりして、転んだ勢いで改修、改修(FETがレシーバー内部で干渉して素子の根元から折れたので、いっその事と折り畳んだ状態で再配線しコンパクト化)↓。
んでもって、すったもんだあったんですが先日無事アセンブル出来て計測に掛けたのですが。
全然なってない!全然速くないよコレ!
結果はダメダメでした。
これについて、ユーザーさんに報告を入れつつ、色々あって本日ダメ元で再計測したところ、面白い傾向が顕れてきました。
本来の運用を想定していたリポではサイクルも初速もダメダメだったのですが、サブ用に変換コネクターを造り、ニッ水で試しに撃つと・・・。
サイクルは低下しましたが、初速が想定(期待していたともいうw)値に近い値が出てきました。
・・・どうにも、タペットプレートの加工不良から来る、チャンバーの閉鎖不良の兆候が見受けられます。
馬鹿みたいにタペットのスペアを買いたくって正解でした。これからトライ&エラーです!
それからもう一件、上で色々あったという色々です。
弾速計が壊れました。
何も悪い事してないのになー。
ただAC電源に繋いで安定化したかっただけなんだけどなー(それだよ)。
やり方が悪かったようで、ガンスミス開業以来お世話になっていたX3200(Mk2)さんはお亡くなりになりました(南無)。
代わって後継機のX3200 Mk3君が本日より稼働!さっきの計測結果となったわけです。
↑商売敵のライラのBBチェッカーちゃんと。
それからそれから、
販売の予告です。
某オークションにて、格安でゲットできたマルイの89式小銃(固定銃床式)であります!
こちら↓。
ジャンク品として売られていたバディちゃんですが、外回りの小傷以外、内部は至って良好でしたので、軽いメンテとチューニングだけで立派に活躍できそうです。
こちら、私の馴染みのSNS上で先行募集を掛けておりますが、そちらで貰い手が見つからない場合、またオークションに出品予定であります。
その際はまた再度告知致しますので、気になる方は宜しくチェックしてやってくださいませ。
本日ご報告できるのはこのくらいですかね~。
また進捗あればうpしますので、ヨロシクです。
ではまた~。
先日、ようやっと心身のコンディションが復調し、ガンスミス業務に帰ってきました。
時系列順に整理しますと。
まず触ったのはセブロのM-5電ブロ化計画。
元々マルイの電ブロP99をゴリゴリ削って盛ってを繰り返し、こんな感じになってました↓。
しかし、まだまだセブロには見えませんよね~。
で、改めて加工したのがこちら↓。
どうでしょう?各部微調整を重ねて、少しずつですがセブロに近づいております!
次に、取り掛かりましたのは、懸案になっていたM41A。
DSG実装の実験初号機的な意味合いの強いこちらの銃ですが、主にギアの選定にちょっと怪しい所があったので、スペアで購入したギアも含めて調整をやり直しました。
こんな感じです↓。
組み込み途中でトラブルもあったりして、転んだ勢いで改修、改修(FETがレシーバー内部で干渉して素子の根元から折れたので、いっその事と折り畳んだ状態で再配線しコンパクト化)↓。
んでもって、すったもんだあったんですが先日無事アセンブル出来て計測に掛けたのですが。
全然なってない!全然速くないよコレ!
結果はダメダメでした。
これについて、ユーザーさんに報告を入れつつ、色々あって本日ダメ元で再計測したところ、面白い傾向が顕れてきました。
本来の運用を想定していたリポではサイクルも初速もダメダメだったのですが、サブ用に変換コネクターを造り、ニッ水で試しに撃つと・・・。
サイクルは低下しましたが、初速が想定(期待していたともいうw)値に近い値が出てきました。
・・・どうにも、タペットプレートの加工不良から来る、チャンバーの閉鎖不良の兆候が見受けられます。
馬鹿みたいにタペットのスペアを買いたくって正解でした。これからトライ&エラーです!
それからもう一件、上で色々あったという色々です。
弾速計が壊れました。
何も悪い事してないのになー。
ただAC電源に繋いで安定化したかっただけなんだけどなー(それだよ)。
やり方が悪かったようで、ガンスミス開業以来お世話になっていたX3200(Mk2)さんはお亡くなりになりました(南無)。
代わって後継機のX3200 Mk3君が本日より稼働!さっきの計測結果となったわけです。
↑商売敵のライラのBBチェッカーちゃんと。
それからそれから、
販売の予告です。
某オークションにて、格安でゲットできたマルイの89式小銃(固定銃床式)であります!
こちら↓。
ジャンク品として売られていたバディちゃんですが、外回りの小傷以外、内部は至って良好でしたので、軽いメンテとチューニングだけで立派に活躍できそうです。
こちら、私の馴染みのSNS上で先行募集を掛けておりますが、そちらで貰い手が見つからない場合、またオークションに出品予定であります。
その際はまた再度告知致しますので、気になる方は宜しくチェックしてやってくださいませ。
本日ご報告できるのはこのくらいですかね~。
また進捗あればうpしますので、ヨロシクです。
ではまた~。
2015年10月21日水曜日
15/10/21 最近思う事
こんばんは。不定時連絡です。
このところ、主にメンタルの不調で、仕事が全く手に付きません。
なんとかしなくては、と焦る一方で、作業の進捗報告が一向に上げられないのを苦々しく思っております。
そんな事ばかりグダグダ吐いていても仕方がないので、今日は気分転換に、以前から気になっていたトピックスに触れようと思います。
それはずばり、
「流速チューン」
について。
私がガンスミスを始めた今年現在、もう流行りも廃れつつあるかと思いますが、某SNSで質問したところ、「プチ流速」も含めると少なくない数の愛用者もいらっしゃるようで。
で、流速チューンてなんなんだ?と言いますと(ググってもらった方がいろいろな知見が入って面白いと思いますが)。
「ルーズ&ショートバレル+ハイレートスプリング+大容量シリンダー+内径を絞ったノズル等々、から生まれる高圧縮エアによる諸々の効果(この辺が解釈の分かれるところらしいですが)により、通常のチューンとは明らかに異なる弾道特性を持ったチューニング」。
のようです。
実のところ私もよく分かっていないんですよね~。
一昔前に話題になった「スカラー波」とか、某布団掃除機の「紫外線による殺ダニ効果」とか、マイナスイオンドライヤーとか。
なんだかあの辺と同じ臭いがするんですよねー。
例えば、
シリンダー、ピストン、チャンバーパッキン周りの気密を取る→初速の向上・・・これは解ります。
道理として納得できるし、誰にでも原理を説明できますから。
でも、
高圧縮エアで弾丸を包み込み、インナーバレルとの接触抵抗を低減させ云々、とか。
強ホップによって弾丸で「栓」をする事で、極限まで圧縮したエアの威力を余さず弾丸に伝え、飛距離と威力の向上を云々、とか。
確かに、70mオーバーの直進性を持った飛距離や、明らかに違う発射音、貰うとなまら痛いという威力等の結果は出ているので先述のインチキ疑似科学とは違うんですが。
原理やメカニズムのよく分かっていないものを使う気味の悪さ、とでもいうのかな?
レシピと結果を結ぶ因果関係の途中に、なんだか分からないブラックボックスが挟まっている気持ちの悪さを感じるんですね。
原理の説明はかくあれど、「なんか分からないけど、こうしたらすんごい良く飛ぶ」って事しか解ってないものを、あまり過信できないな、と。
実際調べていく中で、ハイレートスプリングと大容量シリンダーという要素からして、何か一つでも狂えば、即銃刀法に抵触する値が出る、とか、ホップを掛ければ掛けるだけ初速が上がる特性とか、当たるとすごく痛い、とか、諸々の危険&不安因子も抱えているようで、それが流速チューン衰退の原因とも取れますね。
このトピックを書いている途中にふと思い当たったんですが、
ひょっとすると、何かの都合で弾速こそ落ちていますが、弾丸の持つ破壊力は、規制値の1Jをゆうに超えているのでは?とも思いました。
根拠は、弾丸を発射するメカニズムの持つエネルギー投射のポテンシャルと、喰らった時の「むっちゃ痛い」という体感データです。
弾速が上がらないけど威力はある・・・エネルギーを保存するには、弾丸の回転か何か・・・?まで考えましたが僕の貧相な脳みそではその辺の浅知恵が限界のようです。
ともあれ、現状これが主流ではなく、またこのチューンによる致命的な事故も多発していない(事を願っていますが)事は、ある意味幸いだったかもしれないですね。
今は「参式滑腔砲」から理論発展したと思われる「デルタストライクバレル」とか、「3点支持方式」とかが熱いトピックになってるのかな?
「G-HOP」や「面HOP」「長掛けHOP」等も、弄り屋としては気になる話題ですね。その辺の話はまた今度に。
何はともあれ、他人に危害を加える事無く、安全に、楽しくプレイ出来れば私は満足です。
追伸:仕事山積みなのに、新しいカスタムベース入荷しました。
・マルイ 89式(固定銃床)です!(デーン!)
ジャンク品という事で格安で入手できたのですが、動作確認したところ動いてくれたので、これはイイ買い物をしました。
レストア出来たらまた里親募集しますねー、ヨロシクお願い致します~!
このところ、主にメンタルの不調で、仕事が全く手に付きません。
なんとかしなくては、と焦る一方で、作業の進捗報告が一向に上げられないのを苦々しく思っております。
そんな事ばかりグダグダ吐いていても仕方がないので、今日は気分転換に、以前から気になっていたトピックスに触れようと思います。
それはずばり、
「流速チューン」
について。
私がガンスミスを始めた今年現在、もう流行りも廃れつつあるかと思いますが、某SNSで質問したところ、「プチ流速」も含めると少なくない数の愛用者もいらっしゃるようで。
で、流速チューンてなんなんだ?と言いますと(ググってもらった方がいろいろな知見が入って面白いと思いますが)。
「ルーズ&ショートバレル+ハイレートスプリング+大容量シリンダー+内径を絞ったノズル等々、から生まれる高圧縮エアによる諸々の効果(この辺が解釈の分かれるところらしいですが)により、通常のチューンとは明らかに異なる弾道特性を持ったチューニング」。
のようです。
実のところ私もよく分かっていないんですよね~。
一昔前に話題になった「スカラー波」とか、某布団掃除機の「紫外線による殺ダニ効果」とか、マイナスイオンドライヤーとか。
なんだかあの辺と同じ臭いがするんですよねー。
例えば、
シリンダー、ピストン、チャンバーパッキン周りの気密を取る→初速の向上・・・これは解ります。
道理として納得できるし、誰にでも原理を説明できますから。
でも、
高圧縮エアで弾丸を包み込み、インナーバレルとの接触抵抗を低減させ云々、とか。
強ホップによって弾丸で「栓」をする事で、極限まで圧縮したエアの威力を余さず弾丸に伝え、飛距離と威力の向上を云々、とか。
確かに、70mオーバーの直進性を持った飛距離や、明らかに違う発射音、貰うとなまら痛いという威力等の結果は出ているので先述のインチキ疑似科学とは違うんですが。
原理やメカニズムのよく分かっていないものを使う気味の悪さ、とでもいうのかな?
レシピと結果を結ぶ因果関係の途中に、なんだか分からないブラックボックスが挟まっている気持ちの悪さを感じるんですね。
原理の説明はかくあれど、「なんか分からないけど、こうしたらすんごい良く飛ぶ」って事しか解ってないものを、あまり過信できないな、と。
実際調べていく中で、ハイレートスプリングと大容量シリンダーという要素からして、何か一つでも狂えば、即銃刀法に抵触する値が出る、とか、ホップを掛ければ掛けるだけ初速が上がる特性とか、当たるとすごく痛い、とか、諸々の危険&不安因子も抱えているようで、それが流速チューン衰退の原因とも取れますね。
このトピックを書いている途中にふと思い当たったんですが、
ひょっとすると、何かの都合で弾速こそ落ちていますが、弾丸の持つ破壊力は、規制値の1Jをゆうに超えているのでは?とも思いました。
根拠は、弾丸を発射するメカニズムの持つエネルギー投射のポテンシャルと、喰らった時の「むっちゃ痛い」という体感データです。
弾速が上がらないけど威力はある・・・エネルギーを保存するには、弾丸の回転か何か・・・?まで考えましたが僕の貧相な脳みそではその辺の浅知恵が限界のようです。
ともあれ、現状これが主流ではなく、またこのチューンによる致命的な事故も多発していない(事を願っていますが)事は、ある意味幸いだったかもしれないですね。
今は「参式滑腔砲」から理論発展したと思われる「デルタストライクバレル」とか、「3点支持方式」とかが熱いトピックになってるのかな?
「G-HOP」や「面HOP」「長掛けHOP」等も、弄り屋としては気になる話題ですね。その辺の話はまた今度に。
何はともあれ、他人に危害を加える事無く、安全に、楽しくプレイ出来れば私は満足です。
追伸:仕事山積みなのに、新しいカスタムベース入荷しました。
・マルイ 89式(固定銃床)です!(デーン!)
ジャンク品という事で格安で入手できたのですが、動作確認したところ動いてくれたので、これはイイ買い物をしました。
レストア出来たらまた里親募集しますねー、ヨロシクお願い致します~!
2015年9月21日月曜日
15/09/21 本日の報告 PTS MASADA SV ロールアウト
こんばんは。不定時連絡です。
先日弄っておりましたPTSのMASADAがロールアウトしたので記事にします。
本日引き続き作業を行い、メカボのグリスアップ、モーターの固定と位置調整、ピストンとシリンダー周りの気密取り、電装系の取り回し調整、等々を経てアセンブルしました。
セレクターの勘合で何度かやり直しをしたものの、至極順調にビルドアップ。
で、一回目の試射に漕ぎ着けました。
・90m/s
・95m/s
・98m/s
・・・ん?ちょっと高すぎるんじゃない?
怪しいと思って、先日導入した2ndマシン、ライラクスの弾速計で計り直してみると・・・、
―!
おっと!これは危ない所でした。ちょっと強化し過ぎたみたいw
お客様から特に注文が無ければ、85~90m/s前後に収めるのが私の仕様です。
んで、食事休憩挟んで急遽スプリングの交換。
こういう時、ワンタッチでリリースできる機構だと本当に楽が出来て助かりますね。
買い置きのM90スプリングを詰め直して、第二回試射。
うーん、初速、連射共にいい感じ!
念の為もう一個の弾速計でも計ってみる。
問題なし!OK!
という事で、PTS MASADA SV、完成です!
これで今週末の納品になんとか間に合うお…。
さぁ、明日からパルスライフルとMINIMIの再開ですぞ!
以上、本日のお仕事報告でした~。
ではまた。
先日弄っておりましたPTSのMASADAがロールアウトしたので記事にします。
本日引き続き作業を行い、メカボのグリスアップ、モーターの固定と位置調整、ピストンとシリンダー周りの気密取り、電装系の取り回し調整、等々を経てアセンブルしました。
セレクターの勘合で何度かやり直しをしたものの、至極順調にビルドアップ。
で、一回目の試射に漕ぎ着けました。
・90m/s
・95m/s
・98m/s
・・・ん?ちょっと高すぎるんじゃない?
怪しいと思って、先日導入した2ndマシン、ライラクスの弾速計で計り直してみると・・・、
―!
おっと!これは危ない所でした。ちょっと強化し過ぎたみたいw
お客様から特に注文が無ければ、85~90m/s前後に収めるのが私の仕様です。
んで、食事休憩挟んで急遽スプリングの交換。
こういう時、ワンタッチでリリースできる機構だと本当に楽が出来て助かりますね。
買い置きのM90スプリングを詰め直して、第二回試射。
うーん、初速、連射共にいい感じ!
念の為もう一個の弾速計でも計ってみる。
問題なし!OK!
という事で、PTS MASADA SV、完成です!
これで今週末の納品になんとか間に合うお…。
さぁ、明日からパルスライフルとMINIMIの再開ですぞ!
以上、本日のお仕事報告でした~。
ではまた。
2015年9月19日土曜日
’15 09/19 本日の報告 PTS MASADA SV 他
こんばんは。不定時連絡です。
なんだかんだで更新が滞っておりましたが、どっこいしっかり生きてます!
先日より引き続き作業していたM41Aですが、ピストンの金属歯の固定作業をミスって一日遅れたり、指切って作業が止まったりしています…(遅れすぎ、汗汗)。長い闘いになっていますね…。
こちらの案件、受けたのは相当早い段階だったのですが、クリアしなくてはならない課題がいろいろ多く、牛歩の如き歩みで進めております。依頼主のA様には本当に申し訳ない事をしております…。
なかなかにキリが付かない仕事に精を出す一方で、サクサク終わるお仕事も進めております。
写真にはうっかり残してなかったのですが、K様よりマルイのガスブログロック17の修理依頼を受けまして、こちらの部品が揃ったのでいそいそと作業しておりました。
欠品部品を組み込んでも動かないというトラップも乗り越え、先日何とか納品できました。
それから、だいぶ傷もマシになって来たところで、現在はT様より依頼の「PTS MASADA SV」のチューンに取り掛かっております。
先日チャンバーユニットの交換とバレルの振れ止めを行いまして。
本日はメカボの分解、洗浄とシム調整に、モーターの交換と配線の引き直し、ヒューズの追加を行いました。
こちらのPTS MASADA、廉価版ながらなかなかに良い作りしてますね。他の中華銃とは価格帯も一線を画すのも頷けます。
なにより分解がとても楽。
保守管理のしやすさではひょっとしたら一部マルイ製品の上を行くんじゃないかな?(P-90クラスの弄りやすさです)。
ただ、整備性に特化するあまり射撃精度的にどうなの?って構造もちらほらありますがね。
あとこの個体だけでしょうが、一部ノックピンがガチガチに硬くて抜くのも挿すのも難儀しました。
それから、思い出したように終わらない夏休みの自由研究もやっております。
セブロのM-5の電ブロ化です。
白い部分はチーズのカビではなく、自家製のパテです。
形状的にはかなり近づけているはずなのに、一向にセブロに見えてこなくて、ちょっと挫折気味です。
シャコシャコ動くセブロ、作りたいな~。
9月も末に差し掛かったところですね、夏の暑いのも過ぎ去った事ですし、仕事に精を出して、現在受注しているお客様に一日でも早く商品をお届けしたい所存です。
お待たせして誠に申し訳ありません(汗)。
なんだかんだで更新が滞っておりましたが、どっこいしっかり生きてます!
先日より引き続き作業していたM41Aですが、ピストンの金属歯の固定作業をミスって一日遅れたり、指切って作業が止まったりしています…(遅れすぎ、汗汗)。長い闘いになっていますね…。
こちらの案件、受けたのは相当早い段階だったのですが、クリアしなくてはならない課題がいろいろ多く、牛歩の如き歩みで進めております。依頼主のA様には本当に申し訳ない事をしております…。
なかなかにキリが付かない仕事に精を出す一方で、サクサク終わるお仕事も進めております。
写真にはうっかり残してなかったのですが、K様よりマルイのガスブログロック17の修理依頼を受けまして、こちらの部品が揃ったのでいそいそと作業しておりました。
欠品部品を組み込んでも動かないというトラップも乗り越え、先日何とか納品できました。
それから、だいぶ傷もマシになって来たところで、現在はT様より依頼の「PTS MASADA SV」のチューンに取り掛かっております。
先日チャンバーユニットの交換とバレルの振れ止めを行いまして。
本日はメカボの分解、洗浄とシム調整に、モーターの交換と配線の引き直し、ヒューズの追加を行いました。
こちらのPTS MASADA、廉価版ながらなかなかに良い作りしてますね。他の中華銃とは価格帯も一線を画すのも頷けます。
なにより分解がとても楽。
保守管理のしやすさではひょっとしたら一部マルイ製品の上を行くんじゃないかな?(P-90クラスの弄りやすさです)。
ただ、整備性に特化するあまり射撃精度的にどうなの?って構造もちらほらありますがね。
あとこの個体だけでしょうが、一部ノックピンがガチガチに硬くて抜くのも挿すのも難儀しました。
それから、思い出したように終わらない夏休みの自由研究もやっております。
セブロのM-5の電ブロ化です。
白い部分はチーズのカビではなく、自家製のパテです。
形状的にはかなり近づけているはずなのに、一向にセブロに見えてこなくて、ちょっと挫折気味です。
シャコシャコ動くセブロ、作りたいな~。
9月も末に差し掛かったところですね、夏の暑いのも過ぎ去った事ですし、仕事に精を出して、現在受注しているお客様に一日でも早く商品をお届けしたい所存です。
お待たせして誠に申し訳ありません(汗)。
2015年8月8日土曜日
15/08/08 本日の報告 M41AパルスライフルDSG化&STAR MINIMI等
こんにちは。不定時連絡です。
8月8日はアハトアハトの日!みんなで元気に対戦車砲!(暑さでおかしくなっている模様)
猛暑の最中ですが久々に作業らしい作業をしてみました。
まずは依頼品のM41A。
先日の作業で、マルイのハイサイ並みのハイサイ化は達成出来たものの、私もユーザーさんも今一つなんかねー、という感想だったところ、最近はDSGなるカスタムギアがあると聞き、早速打診。
ユーザーさん曰く
「実験台にしてください」
いやっほうぅぅう!
追加で必要な部品代も出して頂けるとの事で、喜んで発注して部品到着。
「DSG」とは、
「Dual Sector Gear」の略なんだと理解しております。
早い話、一回の回転で二回ピストンを引く動作を行うという変わり種ギアです。
諸々の調整が非常に難しいとの事ですが、成功すれば秒間50発のレーザーライフルも夢ではないと聞き、今からワクワクです!
というのは、一旦置いといて(何故か、それはね、タペットプレートの加工で失敗しちゃったからなんだな、てへっ☆)
とりあえずは、DSGセッティングがポシャッた時用のバックアップ用ハイサイセッティングの調整をしつつ
これもDSGやるまで知らなかったんですが、ピストンの引き始めの位置もシムと同じく調整する必要があったんですね~(オマww
こちらセッティングも、本来ノーマルハイサイに使う用のタペットまでDSG用に使い潰してしまった為、シム調整までで作業ストップです。
で、もう一つ別のお仕事。
STARのMINIMIなんですが、こちらはなるべく低予算で動くようにして欲しいとの事。
分解したところ、3枚のうち2枚のギアが歪んでいて回らなかった、のが主な症状だったので、ギアの交換とシム調整、モーターもマルイ純正のに換装して燃費と信頼性アップ!しといて、ピストンとシリンダーヘッドのOリングを新品の高品質品に交換。して本日アセンブルの後試運転してみました。
ですが、ここに来て問題発生。
ピストンレールのうち片側の、開始位置から数ミリが欠けておりました!
樹脂製メカボなんで、接着して誤魔化すか、金属部品でレールを復元して埋め込むかくらいしか対策がありません。
現在接着剤の乾燥待ちです。
あと個人的に気になるのは、マイクロスイッチの端子部分の被覆に、タペットプレート(またタペットか!)のバネを掛ける耳のカドが引っ掛かってちょっとねー、てとこかな。こちらは様子見ですが。
本日報告できるのはこれくらいですかね~。
ご閲覧頂きありがとうございました。ではまたー。
2015年7月15日水曜日
15/07/15 M41Aパルスライフル 続報
こんにちは。不定時連絡です。
引越しも一段落し、工房の再建もある程度成ったので、ぼちぼちと作業を再開しております。
ただリューターが出てこなくてホント困ってる。
目下第一優先のM41Aパルスライフルを主に進めております。
先日より、
シム調整とグリスアップを行い、
時に全体のバランスと干渉を読みつつ、
FETスイッチ回路の自作をし、
出来たユニットを実際に組み込み試運転→良好なので組み上げ工程へ、
そしてひとまず完成したのがこちらです。
今から試射して初速チェック、というところ。
もうね、とにかくユニット間の干渉が複雑で、あちらを削り、こちらを延ばし、合わない部分は無理矢理加工して無理を通す、の連続でした(汗。
P90の兄弟モデルとは思えないくらいやりづらかった。
それは私の見通しの甘さと設計センスの無さからくるものなのですがねー(経験値を必要としているのを今回ほど体感した仕事はない)。
これで残るはグレネード部の加工となりました。
こちらはエアコキなので配線の取り回しとか厄介な作業がないと信じたいw
この調子でサクサク進んでくれれば、お客様の希望納期である8月中旬までにはロールアウトできそうですね。(過去そう言ってしまうと確実に自己設定した締切を破っていた人間の信用できない憶測w)
このほかにも、タボールとか、MINIMIとか、MASADAとか89式とかお仕事は山とあるので、順次ペースを保って消化していきたい所存。
本日はこんなところですかね。ご閲覧頂きありがとうございました。
ではまた。
PS:10月からまたガンダム始まりますね!どんな味がするんでしょう?
引越しも一段落し、工房の再建もある程度成ったので、ぼちぼちと作業を再開しております。
先日より、
シム調整とグリスアップを行い、
時に全体のバランスと干渉を読みつつ、
FETスイッチ回路の自作をし、
出来たユニットを実際に組み込み試運転→良好なので組み上げ工程へ、
そしてひとまず完成したのがこちらです。
今から試射して初速チェック、というところ。
もうね、とにかくユニット間の干渉が複雑で、あちらを削り、こちらを延ばし、合わない部分は無理矢理加工して無理を通す、の連続でした(汗。
P90の兄弟モデルとは思えないくらいやりづらかった。
それは私の見通しの甘さと設計センスの無さからくるものなのですがねー(経験値を必要としているのを今回ほど体感した仕事はない)。
これで残るはグレネード部の加工となりました。
こちらはエアコキなので配線の取り回しとか厄介な作業がないと信じたいw
この調子でサクサク進んでくれれば、お客様の希望納期である8月中旬までにはロールアウトできそうですね。(過去そう言ってしまうと確実に自己設定した締切を破っていた人間の信用できない憶測w)
このほかにも、タボールとか、MINIMIとか、MASADAとか89式とかお仕事は山とあるので、順次ペースを保って消化していきたい所存。
本日はこんなところですかね。ご閲覧頂きありがとうございました。
ではまた。
PS:10月からまたガンダム始まりますね!
2015年6月28日日曜日
15/06/28 現状報告 引越し進捗など
こんばんは、不定時連絡です。
かねてよりお知らせしておりました引越しも、作業は半ばに差し掛かり、一息ついているところです。
これから月をまたいで、一部の荷解きと最低限の工具が揃い、業務再開となるまでだいたい一週間を見ております。
ここで概況をまとめますと、
☆06/28受注一覧
1.A様よりSNOW・WOLF/M41A パルスライフルのカスタム作成。買い付け品。→作業中。
2.T様よりS&T/タボール(BK)のカスタムチューンナップ。買い付け品。→未着手
3.K様よりG&P/MINIMIの修理、チューニング。依頼品。→未着手
4.Tk様よりPTS/MASADAのカスタムチューンナップ。買い付け品。→未着手
5.Ti様よりターセル/89式のFET回路作成と実装。依頼品。→未着手
★06/28発注未着一覧
1.ACE1ARMS ステンレスメインスプリング M90→在庫欠品の為問い合わせ中
といった所でしょうか。
明日が予定では引越し最終日なので、ラスト一発気合をいれて行きましょう!
本日はこんな感じで、ではまた~。
かねてよりお知らせしておりました引越しも、作業は半ばに差し掛かり、一息ついているところです。
これから月をまたいで、一部の荷解きと最低限の工具が揃い、業務再開となるまでだいたい一週間を見ております。
ここで概況をまとめますと、
☆06/28受注一覧
1.A様よりSNOW・WOLF/M41A パルスライフルのカスタム作成。買い付け品。→作業中。
2.T様よりS&T/タボール(BK)のカスタムチューンナップ。買い付け品。→未着手
3.K様よりG&P/MINIMIの修理、チューニング。依頼品。→未着手
4.Tk様よりPTS/MASADAのカスタムチューンナップ。買い付け品。→未着手
5.Ti様よりターセル/89式のFET回路作成と実装。依頼品。→未着手
★06/28発注未着一覧
1.ACE1ARMS ステンレスメインスプリング M90→在庫欠品の為問い合わせ中
といった所でしょうか。
明日が予定では引越し最終日なので、ラスト一発気合をいれて行きましょう!
本日はこんな感じで、ではまた~。
2015年6月14日日曜日
15/06/14 本日の報告 M41Aパルスライフル改造 始動編
おはようございます。不定時連絡です。
先日より、たぶんSNOW WOLFのM41A パルスライフルの仕込みを開始しました。
そうです。あの「エイリアン2」でリプリーが豪快にぶっ放してるヤツです。
某SNSで募集を掛けたところ、是非欲しいという方が現れたので依頼品になりました。
今回頂いたオーダーは一つ。いや二つか。
・ハイサイ仕様にしてほしい。
・できれば高電圧に対応した仕様にしてほしい。
の二件。そこへ、私の方から更に提案が何件か。
・グレネードランチャーも実装したい。
・マガジンと蓋を量産して専用マガジンを3本用意したい(→量産性を考慮し却下)。
・FET回路の実装。
で、お客様と話し合って最終的な仕様がまとまりました。
・EG-30000Sモーター+13:1ハイスピードギアによるハイサイ仕様。
・20Aヒューズボックスと高効率配線、FET回路実装による高電圧対応設計。
・マルイ製ショットガン機関部を転用したグレネード発射機構の実装。
の三点が目玉となるてんこ盛りの構成です。作業量も自ずと増えますが楽しみであります。
まずは第一回として、躯体をバラシてメカボックスと対面、速攻モーターを換装してドライブテストを行いました(危険)。
一応現状ノーマルギアで動くことを確認。
今後、軸受けのメタル化とギア換装でどこまでサイクルが上がるか、ドキドキです。
それから、マルイのM3ショーティを分解し機関部を取出し、グレネードの外装と背比べしてみました。
前後に長すぎるのはカットして対応できるとして、問題は、ショットシェル投入口の位置が結構ずれている事ですね。これは何とかしないと非常にマズイ。どうしたものか・・・。
というかんじですかねー。
まだまだ先は長そうですが、休み休みじわじわ作業を進めて行くつもりです。
本日ご報告できるのはこれくらいですかね、ご覧いただきありがとうございました。
ではまた~。
先日より、たぶんSNOW WOLFのM41A パルスライフルの仕込みを開始しました。
そうです。あの「エイリアン2」でリプリーが豪快にぶっ放してるヤツです。
某SNSで募集を掛けたところ、是非欲しいという方が現れたので依頼品になりました。
今回頂いたオーダーは一つ。いや二つか。
・ハイサイ仕様にしてほしい。
・できれば高電圧に対応した仕様にしてほしい。
の二件。そこへ、私の方から更に提案が何件か。
・グレネードランチャーも実装したい。
・マガジンと蓋を量産して専用マガジンを3本用意したい(→量産性を考慮し却下)。
・FET回路の実装。
で、お客様と話し合って最終的な仕様がまとまりました。
・EG-30000Sモーター+13:1ハイスピードギアによるハイサイ仕様。
・20Aヒューズボックスと高効率配線、FET回路実装による高電圧対応設計。
・マルイ製ショットガン機関部を転用したグレネード発射機構の実装。
の三点が目玉となるてんこ盛りの構成です。作業量も自ずと増えますが楽しみであります。
まずは第一回として、躯体をバラシてメカボックスと対面、速攻モーターを換装してドライブテストを行いました(危険)。
一応現状ノーマルギアで動くことを確認。
今後、軸受けのメタル化とギア換装でどこまでサイクルが上がるか、ドキドキです。
それから、マルイのM3ショーティを分解し機関部を取出し、グレネードの外装と背比べしてみました。
前後に長すぎるのはカットして対応できるとして、問題は、ショットシェル投入口の位置が結構ずれている事ですね。これは何とかしないと非常にマズイ。どうしたものか・・・。
というかんじですかねー。
まだまだ先は長そうですが、休み休みじわじわ作業を進めて行くつもりです。
本日ご報告できるのはこれくらいですかね、ご覧いただきありがとうございました。
ではまた~。
2015年6月8日月曜日
15/06/08 本日の報告 ターセル89式ロールアウト
こんばんは。不定時連絡です。
本日で最終試験も終わり、ターセルの89式タソがいよいよ完成しました!(デーン)
初速、サイクル共に優秀であります!
いやぁ、手間が掛かる子ほど可愛いと言いますが本当ですね。
コイツには色々勉強させてもらいました。
機械式バーストシステムというちょっと特殊なメカの攻略も、思い返せばなかなか楽しいものでした。
ネジだからって馬鹿みたいに締めると良くない事もあるっていう手本ですな(実はバーストメカとスイッチ弄ってる時にそんな一幕があったんですよ)。
あと、仕様として、クリッッカブルトリガーというのも特徴的でした。セミ不良か?とも思いましたがトリガーの引き代の7割は遊びだって気が付いて、まぁ問題なかろうという事で(セミの時は特に、引き切る事を意識して使ってもらえれば幸いです)。
分解調整→バースト不良→初速オーバー→トリガー不良→シム再調整→完成と、ピスクラ以外起こりうるイベント全て経験してるんではないかというすったもんだでしたが、無事完成まで漕ぎ着ける事が出来て本当に良かった。
何はともあれ、ユーザーさんのところへ行っても、いい子にして可愛がってもらうんだよ~(感涙)
さぁ、明日からは「エイリアン2」のパルスライフルを仕込みに掛りますよ~!
こちらもユーザーさんの付いた依頼品になります。儲かってしゃあねえな!
その前に引っ越しの準備ですわな。
それではまた~。
本日で最終試験も終わり、ターセルの89式タソがいよいよ完成しました!(デーン)
初速、サイクル共に優秀であります!
いやぁ、手間が掛かる子ほど可愛いと言いますが本当ですね。
コイツには色々勉強させてもらいました。
機械式バーストシステムというちょっと特殊なメカの攻略も、思い返せばなかなか楽しいものでした。
ネジだからって馬鹿みたいに締めると良くない事もあるっていう手本ですな(実はバーストメカとスイッチ弄ってる時にそんな一幕があったんですよ)。
あと、仕様として、クリッッカブルトリガーというのも特徴的でした。セミ不良か?とも思いましたがトリガーの引き代の7割は遊びだって気が付いて、まぁ問題なかろうという事で(セミの時は特に、引き切る事を意識して使ってもらえれば幸いです)。
分解調整→バースト不良→初速オーバー→トリガー不良→シム再調整→完成と、ピスクラ以外起こりうるイベント全て経験してるんではないかというすったもんだでしたが、無事完成まで漕ぎ着ける事が出来て本当に良かった。
何はともあれ、ユーザーさんのところへ行っても、いい子にして可愛がってもらうんだよ~(感涙)
さぁ、明日からは「エイリアン2」のパルスライフルを仕込みに掛りますよ~!
こちらもユーザーさんの付いた依頼品になります。儲かってしゃあねえな!
その前に引っ越しの準備ですわな。
それではまた~。
2015年5月29日金曜日
15/05/29 本日の報告 続ターセル89式 ブレイクスルー
こんばんは。不定時連絡です。
実は、先日より一点告白しなければならない事があります。
私は、ガンスミスという立場を表明していながら、部品が届かないのをいい事に、しばらくの間仕事サボってガンプラに没頭しておりましたぁぁぁっ!
関係各所の皆様には、ご迷惑をお掛けしたかも知れないので、深くお詫び申し上げます。
で、月末にきて復活したのですが。
表題の通り、受注案件の「ターセル 89式」を触っております。
先日記事にした通り(したよね?)、初速オーバーでこのままではお客様に納品できないと。
デチューン自体には成功したのですが、今度は別の不具合が発生しまして。
トリガーワークがどうにもおかしい。
ネットで調べてみたところ、「シムが~」という記事もあったのですが、どうにもそれにしては変だ。
ということで本日分解して調べていたところ、ははーん、コレかというのがありまして。
ボールペンで指しているところ、ネジが一本ありませんでした。
恐らくこれにより、スイッチボックスが撓ってトリガーの不良に繋がったのではないかと分析しております。
明日ネジを調達する予定ですので、とりあえず今日のところはお開きです。
本日報告できるのはこれくらいですね。先日書いた記事の懸案事項はまだ現在継続中ですのでまた今度。
ではでは~。
実は、先日より一点告白しなければならない事があります。
私は、ガンスミスという立場を表明していながら、部品が届かないのをいい事に、しばらくの間仕事サボってガンプラに没頭しておりましたぁぁぁっ!
関係各所の皆様には、ご迷惑をお掛けしたかも知れないので、深くお詫び申し上げます。
で、月末にきて復活したのですが。
表題の通り、受注案件の「ターセル 89式」を触っております。
先日記事にした通り(したよね?)、初速オーバーでこのままではお客様に納品できないと。
デチューン自体には成功したのですが、今度は別の不具合が発生しまして。
トリガーワークがどうにもおかしい。
ネットで調べてみたところ、「シムが~」という記事もあったのですが、どうにもそれにしては変だ。
ということで本日分解して調べていたところ、ははーん、コレかというのがありまして。
ボールペンで指しているところ、ネジが一本ありませんでした。
恐らくこれにより、スイッチボックスが撓ってトリガーの不良に繋がったのではないかと分析しております。
明日ネジを調達する予定ですので、とりあえず今日のところはお開きです。
本日報告できるのはこれくらいですね。先日書いた記事の懸案事項はまだ現在継続中ですのでまた今度。
ではでは~。
2015年5月27日水曜日
ガンスミス、存立の危機
こんばんは、不定時連絡というかご報告があります。
まだ決定ではありませんが、今回引越しする事になりました。
それに合わせて、一時ガンスミス業務を休止する可能性が出てきました。
関係各位にはご迷惑もかかるかと思いますが何卒ご容赦くださいませ。
というか、ガンスミス自体、結構危ういかも。
開始3か月でこのザマとは、まったくもって不甲斐無いです。
何としても、ガンスミス業務だけは続けられるように努力してゆく次第であります。
では~。
まだ決定ではありませんが、今回引越しする事になりました。
それに合わせて、一時ガンスミス業務を休止する可能性が出てきました。
関係各位にはご迷惑もかかるかと思いますが何卒ご容赦くださいませ。
というか、ガンスミス自体、結構危ういかも。
開始3か月でこのザマとは、まったくもって不甲斐無いです。
何としても、ガンスミス業務だけは続けられるように努力してゆく次第であります。
では~。
2015年5月13日水曜日
15/05/13 嵐の中の決意 フルスクラッチ セブロC-26A
おはようございます。不定時連絡です。
昨日は台風で大変でしたね。
そんな中一つの思いつきというか、「何か」が私に囁いて。
この度、「攻殻機動隊」に登場する銃器、「セブロC-26A」を作製する事を決心しましたぁ!
こんな銃です↓
一目見たときから、恋をしてしまったかのように忘れられない特異なフォルムです。
前途多難でしょうがそこを楽しむのがクラフツパーソンの醍醐味というもの。
乞うご期待です。
ではまた。
昨日は台風で大変でしたね。
そんな中一つの思いつきというか、「何か」が私に囁いて。
この度、「攻殻機動隊」に登場する銃器、「セブロC-26A」を作製する事を決心しましたぁ!
こんな銃です↓
一目見たときから、恋をしてしまったかのように忘れられない特異なフォルムです。
前途多難でしょうがそこを楽しむのがクラフツパーソンの醍醐味というもの。
乞うご期待です。
ではまた。
登録:
投稿 (Atom)