おはようございます。不定時連絡です。
さて、今回は、同時並行で作業していたうちの一本、G&Gのお魚サン、F2000を仕上げました。
こちらにて出品しております↓
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k285414006
これに関して難点はセレクター、というかカットオフですね、ここら辺にどうにも持病があるという事で。
解析したところ、独自形状のカットオフレバーが摩耗しやすいのか、反応が悪くなる症状が確認できました。
ので改修です。
カットオフのセクターのカムとリンクする部分を鉄板から削り出して(人力)追加です。
他には、FET回路を今回モーターとスプリングスペースの間の隙間に押し込むべく更に小型化して実装しました。いやぁレイアウトが入り組んでいてはんだ付けが大変でした(汗。
で、諸々仕上げてテストドライブ一回目。
おっそーい!
いや悪くはないけど、もう一声欲しいところ。
スプリングにスペーサーを噛ませたり、スプリングを替えてみたもののほとんど変化なし。
んー、なんでだ?もっと劇的に弄らないと変動しないのか???
と、やっているとトリガーがロックしました。
ファッ!?対策したはず・・・?
という事でスプリング交換の際にカットオフレバーも追加工ですよー。
どうにもレバーとスイッチ接点の僅かな平面同士が稀なタイミングでかち合うらしく、問題になる平面を潰して双方楔形になるように加工して対策しました。
スプリングに関しては一気に危険な数字が出かねないヤツを入れてみて様子見です・・・。
で、再トライ!
うむ、良い感じ!
という事でロールアウト&売り出しであります!
以下構成レシピです↓
☆2017/12/22 G&G FN/F2000 構成
1.メカボックス系↓
・メカボックス:可動部を研磨加工。ギア、ピストン等の可動部にGAW/Gグリス他を塗布。
・軸受け:8mmメタル軸受けに変更、接着剤にてメカボックスに固定。
・モーター:東京マルイ/EG1000モーター(ターミナル部に接点保護剤を塗布、慣らし運転、ピニオン交換済み)に換装。ピニオン位置調整。
・ギアセット:変更なし。
・ピストン:金属15枚歯ピストン(ベアリング内蔵、ラック加工済み)に換装。
・ピストンヘッド:金属ピストンヘッドに換装。
・ピストンその他:AOE調整加工を実施。
・シリンダー:加速シリンダー(適合バレル長400mm前後の物を使用、気密加工済み)に換装。
・シリンダーヘッド:変更なし。
・スプリング:M100不等ピッチスプリングに換装。
・ノズル:適合ノズルに換装。
・タペットプレート:変更なし。
・スイッチ接点:接点金具を調整、接点保護剤を塗布。
・カットオフレバー:摩耗対策を施し調整。
・セレクターアセンブル:変更なし。
・電装系:保護回路付きFETユニットを自作。配線は高効率銀コートテフロン線に張り替え。20Aヒューズを搭載(バッテリー端子形状はミニS仕様を採用)。
2.チャンバー/バレル系↓
・インナーバレル:PDI/407mm精密バレルの先端及びチャンバー窓を加工して使用。
・チャンバーパッキン:PDI/Wホールドチャンバーパッキンを使用。
・HOPアーム:ライラクス/M4用ストライクチャンバーアームを使用。
・チャンバー他:気密加工を実施。
3.エクステリア系他
・スコープ、ドットサイトは点灯を確認。
・マガジン二本は分解してメンテナンス実施。
・外装のクリーニングを実施。
ついでヤフオクの販売ページです↓
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k285414006
おそらく本年度中最後の完成品になります。宜しくお願い致します。
ではまた、良いお年を~!
2017年12月22日金曜日
2017年12月11日月曜日
2017/12/11 最近の業務報告 CYMAM14DMR(再)他
おはようございます。不定時連絡です。
前回の更新から随分と時間が経ってしまいましたが、どっこい生きてます。
なんだかんだ体調不良で作業量が低下したのと、並行作業しているものの完成品が出せない状況で悶々としておりました。
更なる性能向上を目指して里帰りしていたM14DMRです(相変わらずの手ブレと、一部外装付け忘れというw)。
今回この子は流速要素の導入と、チャンバー回りの追改造と言う事で作業しましたが、なかなか調整は難儀しました。
チャンバー窓を適宜調整したり、
テンショナーを自作したりで、
メカボも再調整してみましたが、いろいろありまして写真の状態から更に交換した部分も
で、すったもんだの末にテストです。
この状態で一晩寝かせます。
翌日、再テストとサイクル確認です。
サイクルがやや遅いですが、若干バッテリーが放電気味だったのと、ギアの互換性上ギア比を弄れなかったのでモーターをトルクに振るしかなく、こういう形でまとめました。
一応前回からの変更箇所は以下の通り。
2017/11/20 M14DMR構成
・メカボックス
・シリンダー:フルサイズシリンダーに交換。
・ピストンヘッド:流速用重量ヘッドに交換。
・スプリング:流速仕様に適したレートのものに交換(M90程度)。
・モーター:ガーダーハイトルクモーターに交換。
・ピニオンギア:ベベルギアとの相性を見て硬質の物に交換。
・モーター噛み合い調整。
・チャンバー、バレル
・チャンバーパッキン:マルイ純正加工のスリックパッキンに交換。
・HOPテンショナー:長掛け仕様のテンショナーを樹脂スペーサーから自作。
・バレル:チャンバー窓の追加工。
次
同じく依頼品ですが、コン電のMP7を触っております。
他、モーターの手巻きとか(何やっとるんだ・・・)。
とりあえず、写真はありませんが他にも数件同時進行で動かしておりますので、出せるものから仕上げて行きたいと思います。
それではこの辺で~。
前回の更新から随分と時間が経ってしまいましたが、どっこい生きてます。
なんだかんだ体調不良で作業量が低下したのと、並行作業しているものの完成品が出せない状況で悶々としておりました。
更なる性能向上を目指して里帰りしていたM14DMRです(相変わらずの手ブレと、一部外装付け忘れというw)。
今回この子は流速要素の導入と、チャンバー回りの追改造と言う事で作業しましたが、なかなか調整は難儀しました。
チャンバー窓を適宜調整したり、
テンショナーを自作したりで、
メカボも再調整してみましたが、いろいろありまして写真の状態から更に交換した部分も
で、すったもんだの末にテストです。
この状態で一晩寝かせます。
翌日、再テストとサイクル確認です。
サイクルがやや遅いですが、若干バッテリーが放電気味だったのと、ギアの互換性上ギア比を弄れなかったのでモーターをトルクに振るしかなく、こういう形でまとめました。
一応前回からの変更箇所は以下の通り。
2017/11/20 M14DMR構成
・メカボックス
・シリンダー:フルサイズシリンダーに交換。
・ピストンヘッド:流速用重量ヘッドに交換。
・スプリング:流速仕様に適したレートのものに交換(M90程度)。
・モーター:ガーダーハイトルクモーターに交換。
・ピニオンギア:ベベルギアとの相性を見て硬質の物に交換。
・モーター噛み合い調整。
・チャンバー、バレル
・チャンバーパッキン:マルイ純正加工のスリックパッキンに交換。
・HOPテンショナー:長掛け仕様のテンショナーを樹脂スペーサーから自作。
・バレル:チャンバー窓の追加工。
次
同じく依頼品ですが、コン電のMP7を触っております。
他、モーターの手巻きとか(何やっとるんだ・・・)。
とりあえず、写真はありませんが他にも数件同時進行で動かしておりますので、出せるものから仕上げて行きたいと思います。
それではこの辺で~。
2017年10月2日月曜日
17/10/02 最近の報告 マルイG3SAS改 MA5B等
こんにちは、不定時連絡です。
先日の更新から半月余、前回作業していたG3SAS改はリリースできたかというと・・・
まだです(汗)作業は順調に遅れております。
ハイトルクギアxトルクモーターの組み合わせで強いスプリングと重量ピストンをエンヤコラするガチ流速仕様として仕込んでおりましたが、メカボを仕上げた時点でテストドライブしたところ、サイクルが余りに遅いのでこの構成はボツ。
スプリング強度を落としてギアをノーマルに変更して現在仕込中ですが、止めときゃいいのにスイッチ接点の改修にも手を出してしまい、只でさえ遅れている工程が更に延びる羽目にorz
明日はどっちだ・・・?
その他の作業としては・・・。
・CSI/STARのXR-5の仕込み開始。
・SNOWWOLFのMA5Bの自動給弾機構の開発の続き。
・ZLのSA58OSWの分解と調査。
・S&Tのタボールproの仕込み開始。
等々あれこれ手は動かしています。
XR-5については、CSIという聞いた事のないメーカーの製品で、以前某〇ック堺さんも動画でレビューしていた樹脂外装のM4系アサルトライフルですね。

今回調達したのはFDEのモデルで、幸いな事にお客様が付いての買い付けなので売値を心配する事もなく作業できます。
こちら、某動画を見た限りでは「カッコいいけど樹脂でしょー?やっぱり剛性がねー」と思っていたのですが、実物を手にしてみると意外といい感じです。樹脂の材質もそこそこ密度感があり、何より作りが綺麗です(まあこれはロットによるかもしれませんが)。
んで期待大で中身を開けて見たんですが、第一印象としては「作り慣れてないなー」と。
お手本通りに非常に丁寧に仕上げられているんですが、それ故煮詰められる部分もいくつかありました。
たとえばメカボ固定のネジ穴。
今では海外製電動ガンではほとんどミリネジのM3とかで対応してますが、ご丁寧にマルイ準拠のタッピングネジでした。
ここはネジ自体の品質もありますが、根本的に強度が欲しかったのでM4のミリネジで打ち直しました。

他にもノズルやタペットプレート、軸受けも、たぶん自分のところで成型したオレンジ色の樹脂製だったので、適宜メタルや強化品に交換していく予定です。
あと外装も、何の仕上げもしておらずややプラスチッキーな質感なのでつや消し等で落ち着かせようかと思っています。
次、ちょっとずつ進行しているMA5Bについて。
こちらは弾丸カウンターに依存した電子制御システムの切り分けと本体の軽量化、併せて大容量の自動給弾機構の開発が目玉ですが、その給弾機構の作業です。

ご覧の通り、ベースとなっているのはマルイのP90の多弾マガジンです。寸法と構造的に一番弄りやすいかと思って採用しました。

多弾マガジンの巻き上げ機構を利用し、半ば無理矢理モーター等の電装系を仕込んで自動化しようという目論見ですw電気構造的には海外製MINIMIの自動マガジンに近いのかな?
他、MA5Bの本体側はセレクタープレートの自作とスイッチ接点代わりとなるカットオフ機構の実装までは済んでますが、この後セレクターそのものとそれとリンクする部品の設計が待っています。
次、新規で調達したZLのSA58OSWについて。
詳細不明のジャンク品として出品されていたのを、実勢価格の3割引きくらいで落札できたのですが、これがまあいわく付きというか訳アリ商品でした。

分解してみてひしひしと感じる作りの粗さ。そして部品の欠落や組み付け不良多数。
元がフルメタルなんでそこそこ何とかなるかとは思いますが、これは手が掛りそうです(滝汗)
先日の更新から半月余、前回作業していたG3SAS改はリリースできたかというと・・・
まだです(汗)作業は順調に遅れております。
ハイトルクギアxトルクモーターの組み合わせで強いスプリングと重量ピストンをエンヤコラするガチ流速仕様として仕込んでおりましたが、メカボを仕上げた時点でテストドライブしたところ、サイクルが余りに遅いのでこの構成はボツ。
スプリング強度を落としてギアをノーマルに変更して現在仕込中ですが、止めときゃいいのにスイッチ接点の改修にも手を出してしまい、只でさえ遅れている工程が更に延びる羽目にorz
明日はどっちだ・・・?
その他の作業としては・・・。
・CSI/STARのXR-5の仕込み開始。
・SNOWWOLFのMA5Bの自動給弾機構の開発の続き。
・ZLのSA58OSWの分解と調査。
・S&Tのタボールproの仕込み開始。
等々あれこれ手は動かしています。
XR-5については、CSIという聞いた事のないメーカーの製品で、以前某〇ック堺さんも動画でレビューしていた樹脂外装のM4系アサルトライフルですね。
今回調達したのはFDEのモデルで、幸いな事にお客様が付いての買い付けなので売値を心配する事もなく作業できます。
こちら、某動画を見た限りでは「カッコいいけど樹脂でしょー?やっぱり剛性がねー」と思っていたのですが、実物を手にしてみると意外といい感じです。樹脂の材質もそこそこ密度感があり、何より作りが綺麗です(まあこれはロットによるかもしれませんが)。
んで期待大で中身を開けて見たんですが、第一印象としては「作り慣れてないなー」と。
お手本通りに非常に丁寧に仕上げられているんですが、それ故煮詰められる部分もいくつかありました。
たとえばメカボ固定のネジ穴。
今では海外製電動ガンではほとんどミリネジのM3とかで対応してますが、ご丁寧にマルイ準拠のタッピングネジでした。
ここはネジ自体の品質もありますが、根本的に強度が欲しかったのでM4のミリネジで打ち直しました。

他にもノズルやタペットプレート、軸受けも、たぶん自分のところで成型したオレンジ色の樹脂製だったので、適宜メタルや強化品に交換していく予定です。
あと外装も、何の仕上げもしておらずややプラスチッキーな質感なのでつや消し等で落ち着かせようかと思っています。
次、ちょっとずつ進行しているMA5Bについて。
こちらは弾丸カウンターに依存した電子制御システムの切り分けと本体の軽量化、併せて大容量の自動給弾機構の開発が目玉ですが、その給弾機構の作業です。

ご覧の通り、ベースとなっているのはマルイのP90の多弾マガジンです。寸法と構造的に一番弄りやすいかと思って採用しました。

多弾マガジンの巻き上げ機構を利用し、半ば無理矢理モーター等の電装系を仕込んで自動化しようという目論見ですw電気構造的には海外製MINIMIの自動マガジンに近いのかな?
他、MA5Bの本体側はセレクタープレートの自作とスイッチ接点代わりとなるカットオフ機構の実装までは済んでますが、この後セレクターそのものとそれとリンクする部品の設計が待っています。
次、新規で調達したZLのSA58OSWについて。
詳細不明のジャンク品として出品されていたのを、実勢価格の3割引きくらいで落札できたのですが、これがまあいわく付きというか訳アリ商品でした。

分解してみてひしひしと感じる作りの粗さ。そして部品の欠落や組み付け不良多数。
元がフルメタルなんでそこそこ何とかなるかとは思いますが、これは手が掛りそうです(滝汗)
2017年9月13日水曜日
2017/09/13 その後の進捗 東京マルイH&K G3SAS改 G&G FN F2000等々
こんばんは、不定時連絡です。
更新をさぼってましたが仕事はやってました。
東京マルイのH&K G3SASをベースに魔改造を行っております。
今回のプランというかお題は、「G3ベースの超ショートモデル、PDW化」です。
調達時は固定ストックだったのですが、これを外してMP5のフォールディングストックを無理矢理移植。
マズル部分も逆ネジアダプターを外し、MP5KPDWのマズルをねじ込むと共に、インナーも短縮(予定)。
機関部に関しては、ガチの流速仕様にしております。
そして、商品に搭載するのは初となる、自作のFETも実装。今回はレイアウトを変更して省スペース型にしました。
ピスクラやその他のトラブルを経て、現在鋭意製作中です!
そしてもう一本販売予定の銃が。
G&Gのとんでもなくレアなアイテム、FN F2000(G2010)です。
こちらも分解してみましたら各所改修点が見つかりましたので、フルチューンして提供する予定です。
更新をさぼってましたが仕事はやってました。
東京マルイのH&K G3SASをベースに魔改造を行っております。
今回のプランというかお題は、「G3ベースの超ショートモデル、PDW化」です。
調達時は固定ストックだったのですが、これを外してMP5のフォールディングストックを無理矢理移植。
マズル部分も逆ネジアダプターを外し、MP5KPDWのマズルをねじ込むと共に、インナーも短縮(予定)。
機関部に関しては、ガチの流速仕様にしております。
そして、商品に搭載するのは初となる、自作のFETも実装。今回はレイアウトを変更して省スペース型にしました。
ピスクラやその他のトラブルを経て、現在鋭意製作中です!
そしてもう一本販売予定の銃が。
G&Gのとんでもなくレアなアイテム、FN F2000(G2010)です。
こちらも分解してみましたら各所改修点が見つかりましたので、フルチューンして提供する予定です。
2017年8月23日水曜日
2017/08/23 SRC XM-8 マルイSIG552再売出し 他
こんにちは。不定時連絡です。
先日売り出したSIG552でしたが、入札が付かなかった為、付属品を新しく追加してサバゲー入門セットとして再び売り出しました。
こちらです↓
先日売り出したSIG552でしたが、入札が付かなかった為、付属品を新しく追加してサバゲー入門セットとして再び売り出しました。
こちらです↓
電動ガン入門セット 送料無料 東京マルイ SIG 552 マイルドチューン 調整済み格安
お気軽にチェックしてくださいね。
更に、先日より情報を流していた、SRCのXM-8(XR-8)も今回仕上げてリリースしました。
それはこちらです↓
こちらの構成は以下の通りです。
2017/08/20 XM-8 構成
・メカボックス
・メカボックス:割れ防止加工、スライドレール研磨。
・ギアセット:そのまま使用。
・軸受け:8mmメタル軸受けに交換。接着剤にてメカボックスにて固定。
・シム調整。
・シリンダー:バレル長に適合した加速ポート付きの物に交換。
・シリンダーヘッド:在庫品で適合する物に交換。AOE調整にゴムパッキンを追加。Oリングを交換。
・ピストン:。SHS軽量全金属歯ピストンに交換。ヘッドとの勘合位置等細部を微調整。ベアリングを内蔵。
・ピストンヘッド:そのまま使用。ねじロックにてピストンと固定。Oリングを交換。
・スプリング:M90不等ピッチスプリングを調整して使用。
・スプリングガイド:ベアリング内蔵の物をそのまま使用。
・タペットプレート:マルイ純正のVer.3用に交換。
・ノズル:ライラクス/ステアー用シーリングノズルに交換。
・モーター:EG30000HC(再生品)に交換。ピニオンも併せて交換。ブラシ部分を接点保護剤でケア。ピニオン位置調整。
・スイッチ:接点金具を調整しセミオートのレスポンスを改善。
・G.A.W./Gグリス、スリーボンド/シリコングリスにて各所グリスアップ。
・チャンバー、バレル
・チャンバーユニット:そのまま使用。
・チャンバーパッキン:マルイ純正パッキンに交換。シールテープにより気密取り。
・HOPテンショナー:マルイ純正品を使用。中に金属線を入れて変形を抑制。
・バレル:LCTの精密バレルに交換。バレル開口部のテーパー加工及びチャンバー窓の加工。
・インナーバレルの振れ止め加工。
・電装系
・配線:高効率銀コート配線にてレイアウトを見直して引き直し。
・SBD:自作の物をモーターに追加。
・ヒューズ:20Aのヒューズに交換。
・その他
・マガジン:分解しメンテナンスを実施。
・ドットサイトの点灯確認。
・レシーバーの目立つ傷をリペア。
初速等はこんな感じです。
マガジンを合計3本、ダットサイトは欠品していたのでマルイのプロサイトを追加しています。
他の作業としては・・・。
SNOWWOLFのMA5B、メカボックスの改造およびマガジンの大容量化、電動給弾機構の検討です。
メカボに関しては、複数のマイクロスイッチを組み合わせる事により、従来型電動ガンのスイッチ接点の機能を代替的に復元できるか試しています。
更に、マガジンに関して、元々の仕様では銃のサイズの割にはほとんど弾が入らなかったので、大きく仕様変更を検討しています。
共に、技術的に難しいですが、達成できれば大きなブレイクスルーになるかと。
他にも、同時進行で、M14EBRの追加改造や、89式へのFETの組み込み、オート9のエンブレム等々、いろいろご依頼が溜まっているので順次作業していきたいですね。
それでは今日はこの辺で、ではまた~。
2017年8月6日日曜日
2017/08/06 東京マルイSIG552 他
こんばんは。不定時連絡です。
先日予告していた「SRC XM-8」ですが、調整中に部品が合わない事がわかり、急遽調達した都合、今週末までには仕上がりませんでした。
代わりではないですが、東京マルイのSIG552を調整して出品しましたので、宜しければご覧になってください(初速を再調整したので再出品致しました)。
こちらのSIG、セミオートが効かない不具合で、以前軽く分解したものの直らなかった、あの個体です。
レシピはこんな感じです。今回は価格を抑えてお求めやすいようにしてみました。
2017/08/05 マルイ SIG552構成
・メカボックス
・メカボックス:割れ防止加工、スライドレール研磨。
・ギアセット:そのまま使用。
・軸受け:そのまま使用。接着剤にてメカボックスにて固定。軸穴の渋さ調整。
・シム調整。
・シリンダー:そのまま気密を取って使用。
・シリンダーヘッド:AOE調整にゴムパッキンを追加。Oリングを交換。
・ピストン:そのまま使用。ピスクラ対策に二枚目の歯をカット。
・ピストンヘッド:そのまま使用。Oリングを交換。
・スプリング:そのまま使用。スプリングガイドにスペーサーを追加し初速を調整。
・タペットプレート:そのまま使用。
・ノズル:そのまま使用。
・モーター:EG1000をそのまま使用。ブラシ部分を接点保護剤でケア。ピニオン位置調整。
・スイッチ:接点金具を調整しセミオートのレスポンスを改善。
・G.A.W./Gグリス、スリーボンドシリコングリスにて各所グリスアップ。
・チャンバー、バレル
・チャンバーユニット:そのまま使用。
・チャンバーアーム:そのまま使用。
・チャンバーパッキン:PDI/Wホールドチャンバーパッキンに交換。
・HOPテンショナー:マルイ純正品を使用。中に金属線を入れて変形を抑制。
・バレル:そのまま使用。バレル開口部のテーパー加工及びチャンバー窓の加工。
・インナーバレルの振れ止め加工。
・電装系
・配線:そのまま使用。
・SBD:自作の物をモーターに追加。
・ヒューズ:20Aのヒューズに交換。
・その他
・マガジン:分解しメンテナンスを実施。
製作記事的には、
メカボの可動部の研磨と割れ防止加工ですね。
ついで、AOE調整もしっかりと。
SIG系は、メカボはVer.3なんで組みやすいものの、その後の本体への組み込みが煩雑で大変です。
すったもんだの末に完成です。
セミオートが利かなくなっていたのは、おそらくセレクター関係のギアのズレが原因ですね。
で、初速等はこんな感じ。
もうちょっと欲しいかな、という感じですが、まあ悪くないかなと。
とりあえず、今回の更新はこんなところですかね、また何かあれば追記します。
追加改造分です。
・スプリングをM95の不等ピッチスプリングに交換。
これにより初速が86~87に上がりました。
最初のリンクは新しい方に貼り直していますので、どうぞチェックしてみてください。
それでは~。
先日予告していた「SRC XM-8」ですが、調整中に部品が合わない事がわかり、急遽調達した都合、今週末までには仕上がりませんでした。
代わりではないですが、東京マルイのSIG552を調整して出品しましたので、宜しければご覧になってください(初速を再調整したので再出品致しました)。
東京マルイ SIG 552 マイルドチューン 調整済み格安 再出品
こちらのSIG、セミオートが効かない不具合で、以前軽く分解したものの直らなかった、あの個体です。
レシピはこんな感じです。今回は価格を抑えてお求めやすいようにしてみました。
2017/08/05 マルイ SIG552構成
・メカボックス
・メカボックス:割れ防止加工、スライドレール研磨。
・ギアセット:そのまま使用。
・軸受け:そのまま使用。接着剤にてメカボックスにて固定。軸穴の渋さ調整。
・シム調整。
・シリンダー:そのまま気密を取って使用。
・シリンダーヘッド:AOE調整にゴムパッキンを追加。Oリングを交換。
・ピストン:そのまま使用。ピスクラ対策に二枚目の歯をカット。
・ピストンヘッド:そのまま使用。Oリングを交換。
・スプリング:そのまま使用。スプリングガイドにスペーサーを追加し初速を調整。
・タペットプレート:そのまま使用。
・ノズル:そのまま使用。
・モーター:EG1000をそのまま使用。ブラシ部分を接点保護剤でケア。ピニオン位置調整。
・スイッチ:接点金具を調整しセミオートのレスポンスを改善。
・G.A.W./Gグリス、スリーボンドシリコングリスにて各所グリスアップ。
・チャンバー、バレル
・チャンバーユニット:そのまま使用。
・チャンバーアーム:そのまま使用。
・チャンバーパッキン:PDI/Wホールドチャンバーパッキンに交換。
・HOPテンショナー:マルイ純正品を使用。中に金属線を入れて変形を抑制。
・バレル:そのまま使用。バレル開口部のテーパー加工及びチャンバー窓の加工。
・インナーバレルの振れ止め加工。
・電装系
・配線:そのまま使用。
・SBD:自作の物をモーターに追加。
・ヒューズ:20Aのヒューズに交換。
・その他
・マガジン:分解しメンテナンスを実施。
製作記事的には、
メカボの可動部の研磨と割れ防止加工ですね。
ついで、AOE調整もしっかりと。
SIG系は、メカボはVer.3なんで組みやすいものの、その後の本体への組み込みが煩雑で大変です。
すったもんだの末に完成です。
セミオートが利かなくなっていたのは、おそらくセレクター関係のギアのズレが原因ですね。
で、初速等はこんな感じ。
もうちょっと欲しいかな、という感じですが、まあ悪くないかなと。
とりあえず、今回の更新はこんなところですかね、また何かあれば追記します。
追加改造分です。
・スプリングをM95の不等ピッチスプリングに交換。
これにより初速が86~87に上がりました。
最初のリンクは新しい方に貼り直していますので、どうぞチェックしてみてください。
それでは~。
2017年7月27日木曜日
2017/07/27 CYMA M14DMR SNOWWOLF MA5B 他 開業報告
こんにちは、不定時連絡です。
ご存知の方は既に今更ですが、この度専業ガンスミスとして開業致しました。
ブログのタイトルを差し替えた7月頭に開業届けを出したのですが、7月一杯の掛け持ちの仕事の方が多忙過ぎて今までご報告できませんでした。
今後ともどうぞご贔屓にお願い致します。
さて、開業のあいさつはこの辺にして、ここ一か月の作業の流れとかを簡単に。
・CYMA M14DMR(依頼品、仕込み~完成まで)
・SNOWWOLF? MA5B(依頼品、分解と改修案の検討等)
・KSC M93Rオート9 メダリオン作成
・NERF ストライクエリート
・共栄 木製ゴム鉄砲 種子島 等々共に研究用に調達
こんな所ですね。
まずはCYMAのM14DMRから。
サラッとレシピです↓
2017/07/25 M14DMR構成
・メカボックス
・メカボックス:割れ防止加工、スライドレール研磨。
・ギアセット:ベベルギアのみラッチ数の多いものに交換。
・軸受け:そのまま使用。接着剤にてメカボックスにて固定。
・シム調整。
・シリンダー:バレル長400~450mm用に加速ポートを新設。
・シリンダーヘッド:そのまま使用(仮)→ノズルとの相性次第では交換対象。
・ピストン:全金属歯軽量タイプのものに交換。
・ピストンヘッド:固定方式によっては交換を検討、ねじロックによって固定。
・シリンダーの気密取り。
・スプリング:M90程度の物の交換。場合により初速調整の為にカット。
・タペットプレート:ガーダーの強化タペットに交換。
・ノズル:ライラクスのシーリングノズルに交換。
・モーター:EG1000を調整ののち交換。
・ピニオンギア:ベベルギアとの相性を見て硬質の物に交換。
・モーター噛み合い調整。
・チャンバー、バレル
・チャンバーユニット:チャンバー調整ネジのストロークを補正。
・チャンバーパッキン:マルイ純正に交換。
・HOPテンショナー:マルイ純正に交換。SCP-Λを追加。
・バレル:450mm精密バレルに交換。
・バレル開口部のテーパー加工及びチャンバー窓の加工。
・電装系
・配線:高効率銀メッキ線で引き直し。
・FET/SBD/ヒューズ:ユニット化して作成し実装。
・エクステリア
・工学サイト用マウントベースを追加、水平が出るように擦り合わせ。
・4倍固定ドットサイトスコープを追加。
以上
こんな感じです。
実際の作業はというと、
メカボックスの可動部を磨きつつ割れ防止加工を施し、
シリンダーにはバレル長に則した加速ポートを新設。
FETは特注仕様の二石タイプに。
その他、今回は試験的に、動力線にはオーディオ用の銀ケーブル(芯線の仕様は従来の高効率配線と同等)を使ってみたり。
すったもんだののち、仮組して試射です。
第一回試射。
初速は想定よりやや低い、それよりも初速のばらつきが気になりました。
で、この時何度か撃って気が付いたのですが、
「HOP機構がレシーバーと干渉して、常時HOPが掛かった状態になっている!」
再度分解して、チャンバーの改修部位のうち、干渉箇所を慎重に追加工します。
再度組立して、第二回試射。
やはり読み通り、初速が上がりました。
バラつきがやや残るもそれほど大きく振れる事も無く、お客様の了承も得られたので機関部の仕込みはこれで完成としました。
あとはマウントですね。
専用の治具が無いので簡易で平行を出しましたが、本体組み付け前にレシーバー単品でもマウントを取り付けで水平出しを行っております。
で、完成ですね。
マウントを付けた状態で、スコープも点灯確認をした上で同梱し、お客様の元へ嫁入りです。
と、いう作業と並行して、
SNOWWOLF?のMA5B。こちらも依頼品ですが、一度分解してみました。
ちなみに今回分解した方はテストベッドに購入した一本で、厳密には依頼品ではありませんが、まあ構造解析が目的なのでとりあえずはこれで。
早速開けた状態ですが。
開けてビックリしたのは、何と中身にはPPSh-41がほぼ丸ごとレシーバーから入っていました。
しかもレシーバーはマガジンを飲む都合前半分が大型化されているのですが、金属製で一切肉抜きされていないので、ここが重量過大の大きな原因かと。
改修に当たっては肉抜きも視野に入れないといけないですね。
そして次に着目したのはバレル。
こちらも、アウターバレルの寸法は300mm前後あるんですが、電子カウンターのセンサーを取り付ける都合上、インナーバレルは200mmくらいしかありませんでした。
ここは是非センサーの位置を替えてバレル長を稼ぎたい所です。
更に分解してメカボックスを摘出、開けてみます。
メカボックスもやはり、PPSh-41のものが流用されていますが、相違点がいくつか。
まず、カットオフ機構がオミットされている点。
写真ではカットオフレバーがありますが、これは私が試しに置いてみただけのもので、この銃はセミオートの発射コントロールを、先の電子カウンターのセンサーに依存しております。
それ故癖があり扱いにくい上に、信頼性も低いという、いわばこの銃の泣き所がここに集約されているんですね。
ですんで、今回の改修では普通の電動ガンと同じように、物理式のカットオフ機構を復活させようかと目論んでいます。
そんでもう一つ、これは余り改修には関係ないですが、疑似ブローバックのユニットもオミットされていますね。
こちらは個人的な好みもあってそのままです。
他には、今回のご依頼ではマガジンの大容量化、並びに電動化をご提案しているのですが、分解したところスペース的には十分ある事が判明。
それの研究用にM4用等の電動マガジンも購入しましたが、こちらは別途使用予定があるのでその時にでも。
まだまだ続くよ業務報告。
続いては、依頼品のオート9のメダリオンですね。
ご存知の方も多いかと思いますが、オート9のグリップはツルっとしていてメダリオン等の装飾がありません。
そこへ今回は、特注で「ケルベロス」の紋章を起こして埋め込んでほしい、というご依頼です。
参考資料として原形になるサンプルを頂いておりましたので、とりあえずそこから型を起こします。
模型業界ではおなじみ、そう「おゆまる」であります。
何枚か複製と型取りを繰り返し、モールドが良く採れているものを選別します。
作業としては途中ですがここまでです。
次は調達物品とか。
まずはコレ、ナーフです。
以前から気にはなっていたんですが、エアガンではないのでなかなか手が出せませんでした。
そのフォルムやディテールがエアガンをスクラッチする際に使えないか、検討する用にと今回調達しました。
しかしこれ、面白いですねw
続いてはこれ。
会津の木工屋さん「木製品の共栄」さんが販売している、ゴム鉄砲の種子島です。
本物の種子島よりはやや小ぶりな印象ですが、ディテールもなかなか凝っており、これはこれで楽しめそうです・・・ではなく、こちらもエアガン化するにはどうしたら、という検討用です(建前)。
さて、ここまで長くなりましたが、ここ一か月の動きはこんな所です。
今後はエアガンの仕込みに本腰が入りますので、作業ペースも向上するかと思います。
何卒宜しくお願い致します。
では~
忘れる所でした。
近日仕上がり予定の新作です。
某制式小銃になれなかった、悲運の名銃です。
また出来上がったらオークションの情報と併せてリリースしますので、宜しくお願い致します。
ご存知の方は既に今更ですが、この度専業ガンスミスとして開業致しました。
ブログのタイトルを差し替えた7月頭に開業届けを出したのですが、7月一杯の掛け持ちの仕事の方が多忙過ぎて今までご報告できませんでした。
今後ともどうぞご贔屓にお願い致します。
さて、開業のあいさつはこの辺にして、ここ一か月の作業の流れとかを簡単に。
・CYMA M14DMR(依頼品、仕込み~完成まで)
・SNOWWOLF? MA5B(依頼品、分解と改修案の検討等)
・KSC M93Rオート9 メダリオン作成
・NERF ストライクエリート
・共栄 木製ゴム鉄砲 種子島 等々共に研究用に調達
こんな所ですね。
まずはCYMAのM14DMRから。
サラッとレシピです↓
2017/07/25 M14DMR構成
・メカボックス
・メカボックス:割れ防止加工、スライドレール研磨。
・ギアセット:ベベルギアのみラッチ数の多いものに交換。
・軸受け:そのまま使用。接着剤にてメカボックスにて固定。
・シム調整。
・シリンダー:バレル長400~450mm用に加速ポートを新設。
・シリンダーヘッド:そのまま使用(仮)→ノズルとの相性次第では交換対象。
・ピストン:全金属歯軽量タイプのものに交換。
・ピストンヘッド:固定方式によっては交換を検討、ねじロックによって固定。
・シリンダーの気密取り。
・スプリング:M90程度の物の交換。場合により初速調整の為にカット。
・タペットプレート:ガーダーの強化タペットに交換。
・ノズル:ライラクスのシーリングノズルに交換。
・モーター:EG1000を調整ののち交換。
・ピニオンギア:ベベルギアとの相性を見て硬質の物に交換。
・モーター噛み合い調整。
・チャンバー、バレル
・チャンバーユニット:チャンバー調整ネジのストロークを補正。
・チャンバーパッキン:マルイ純正に交換。
・HOPテンショナー:マルイ純正に交換。SCP-Λを追加。
・バレル:450mm精密バレルに交換。
・バレル開口部のテーパー加工及びチャンバー窓の加工。
・電装系
・配線:高効率銀メッキ線で引き直し。
・FET/SBD/ヒューズ:ユニット化して作成し実装。
・エクステリア
・工学サイト用マウントベースを追加、水平が出るように擦り合わせ。
・4倍固定ドットサイトスコープを追加。
以上
こんな感じです。
実際の作業はというと、
メカボックスの可動部を磨きつつ割れ防止加工を施し、
シリンダーにはバレル長に則した加速ポートを新設。
FETは特注仕様の二石タイプに。
その他、今回は試験的に、動力線にはオーディオ用の銀ケーブル(芯線の仕様は従来の高効率配線と同等)を使ってみたり。
すったもんだののち、仮組して試射です。
第一回試射。
初速は想定よりやや低い、それよりも初速のばらつきが気になりました。
で、この時何度か撃って気が付いたのですが、
「HOP機構がレシーバーと干渉して、常時HOPが掛かった状態になっている!」
再度分解して、チャンバーの改修部位のうち、干渉箇所を慎重に追加工します。
再度組立して、第二回試射。
やはり読み通り、初速が上がりました。
バラつきがやや残るもそれほど大きく振れる事も無く、お客様の了承も得られたので機関部の仕込みはこれで完成としました。
あとはマウントですね。
専用の治具が無いので簡易で平行を出しましたが、本体組み付け前にレシーバー単品でもマウントを取り付けで水平出しを行っております。
で、完成ですね。
マウントを付けた状態で、スコープも点灯確認をした上で同梱し、お客様の元へ嫁入りです。
と、いう作業と並行して、
SNOWWOLF?のMA5B。こちらも依頼品ですが、一度分解してみました。
ちなみに今回分解した方はテストベッドに購入した一本で、厳密には依頼品ではありませんが、まあ構造解析が目的なのでとりあえずはこれで。
早速開けた状態ですが。
開けてビックリしたのは、何と中身にはPPSh-41がほぼ丸ごとレシーバーから入っていました。
しかもレシーバーはマガジンを飲む都合前半分が大型化されているのですが、金属製で一切肉抜きされていないので、ここが重量過大の大きな原因かと。
改修に当たっては肉抜きも視野に入れないといけないですね。
そして次に着目したのはバレル。
こちらも、アウターバレルの寸法は300mm前後あるんですが、電子カウンターのセンサーを取り付ける都合上、インナーバレルは200mmくらいしかありませんでした。
ここは是非センサーの位置を替えてバレル長を稼ぎたい所です。
更に分解してメカボックスを摘出、開けてみます。
メカボックスもやはり、PPSh-41のものが流用されていますが、相違点がいくつか。
まず、カットオフ機構がオミットされている点。
写真ではカットオフレバーがありますが、これは私が試しに置いてみただけのもので、この銃はセミオートの発射コントロールを、先の電子カウンターのセンサーに依存しております。
それ故癖があり扱いにくい上に、信頼性も低いという、いわばこの銃の泣き所がここに集約されているんですね。
ですんで、今回の改修では普通の電動ガンと同じように、物理式のカットオフ機構を復活させようかと目論んでいます。
そんでもう一つ、これは余り改修には関係ないですが、疑似ブローバックのユニットもオミットされていますね。
こちらは個人的な好みもあってそのままです。
他には、今回のご依頼ではマガジンの大容量化、並びに電動化をご提案しているのですが、分解したところスペース的には十分ある事が判明。
それの研究用にM4用等の電動マガジンも購入しましたが、こちらは別途使用予定があるのでその時にでも。
まだまだ続くよ業務報告。
続いては、依頼品のオート9のメダリオンですね。
ご存知の方も多いかと思いますが、オート9のグリップはツルっとしていてメダリオン等の装飾がありません。
そこへ今回は、特注で「ケルベロス」の紋章を起こして埋め込んでほしい、というご依頼です。
参考資料として原形になるサンプルを頂いておりましたので、とりあえずそこから型を起こします。
模型業界ではおなじみ、そう「おゆまる」であります。
何枚か複製と型取りを繰り返し、モールドが良く採れているものを選別します。
作業としては途中ですがここまでです。
次は調達物品とか。
まずはコレ、ナーフです。
以前から気にはなっていたんですが、エアガンではないのでなかなか手が出せませんでした。
そのフォルムやディテールがエアガンをスクラッチする際に使えないか、検討する用にと今回調達しました。
しかしこれ、面白いですねw
続いてはこれ。
会津の木工屋さん「木製品の共栄」さんが販売している、ゴム鉄砲の種子島です。
本物の種子島よりはやや小ぶりな印象ですが、ディテールもなかなか凝っており、これはこれで楽しめそうです・・・ではなく、こちらもエアガン化するにはどうしたら、という検討用です(建前)。
さて、ここまで長くなりましたが、ここ一か月の動きはこんな所です。
今後はエアガンの仕込みに本腰が入りますので、作業ペースも向上するかと思います。
何卒宜しくお願い致します。
では~
忘れる所でした。
近日仕上がり予定の新作です。
某制式小銃になれなかった、悲運の名銃です。
また出来上がったらオークションの情報と併せてリリースしますので、宜しくお願い致します。
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