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2015年10月31日土曜日

15/10/31 本日の報告 ガンスミス復活編&M41A他

こんにちは。不定時連絡です。

先日、ようやっと心身のコンディションが復調し、ガンスミス業務に帰ってきました。

時系列順に整理しますと。

まず触ったのはセブロのM-5電ブロ化計画。
元々マルイの電ブロP99をゴリゴリ削って盛ってを繰り返し、こんな感じになってました↓。
しかし、まだまだセブロには見えませんよね~。

で、改めて加工したのがこちら↓。
どうでしょう?各部微調整を重ねて、少しずつですがセブロに近づいております!



次に、取り掛かりましたのは、懸案になっていたM41A。

DSG実装の実験初号機的な意味合いの強いこちらの銃ですが、主にギアの選定にちょっと怪しい所があったので、スペアで購入したギアも含めて調整をやり直しました。
こんな感じです↓。


組み込み途中でトラブルもあったりして、転んだ勢いで改修、改修(FETがレシーバー内部で干渉して素子の根元から折れたので、いっその事と折り畳んだ状態で再配線しコンパクト化)↓。


んでもって、すったもんだあったんですが先日無事アセンブル出来て計測に掛けたのですが。

全然なってない!全然速くないよコレ!

結果はダメダメでした。

これについて、ユーザーさんに報告を入れつつ、色々あって本日ダメ元で再計測したところ、面白い傾向が顕れてきました。

本来の運用を想定していたリポではサイクルも初速もダメダメだったのですが、サブ用に変換コネクターを造り、ニッ水で試しに撃つと・・・。

サイクルは低下しましたが、初速が想定(期待していたともいうw)値に近い値が出てきました。

・・・どうにも、タペットプレートの加工不良から来る、チャンバーの閉鎖不良の兆候が見受けられます。

馬鹿みたいにタペットのスペアを買いたくって正解でした。これからトライ&エラーです!

それからもう一件、上で色々あったという色々です。

弾速計が壊れました。
何も悪い事してないのになー。
ただAC電源に繋いで安定化したかっただけなんだけどなー(それだよ)。

やり方が悪かったようで、ガンスミス開業以来お世話になっていたX3200(Mk2)さんはお亡くなりになりました(南無)。

代わって後継機のX3200 Mk3君が本日より稼働!さっきの計測結果となったわけです。
↑商売敵のライラのBBチェッカーちゃんと。

それからそれから、

販売の予告です。

某オークションにて、格安でゲットできたマルイの89式小銃(固定銃床式)であります!
こちら↓。
ジャンク品として売られていたバディちゃんですが、外回りの小傷以外、内部は至って良好でしたので、軽いメンテとチューニングだけで立派に活躍できそうです。

こちら、私の馴染みのSNS上で先行募集を掛けておりますが、そちらで貰い手が見つからない場合、またオークションに出品予定であります。

その際はまた再度告知致しますので、気になる方は宜しくチェックしてやってくださいませ。

本日ご報告できるのはこのくらいですかね~。
また進捗あればうpしますので、ヨロシクです。

ではまた~。

2015年10月21日水曜日

15/10/21 最近思う事

こんばんは。不定時連絡です。

このところ、主にメンタルの不調で、仕事が全く手に付きません。
なんとかしなくては、と焦る一方で、作業の進捗報告が一向に上げられないのを苦々しく思っております。

そんな事ばかりグダグダ吐いていても仕方がないので、今日は気分転換に、以前から気になっていたトピックスに触れようと思います。

それはずばり、

「流速チューン」

について。

私がガンスミスを始めた今年現在、もう流行りも廃れつつあるかと思いますが、某SNSで質問したところ、「プチ流速」も含めると少なくない数の愛用者もいらっしゃるようで。

で、流速チューンてなんなんだ?と言いますと(ググってもらった方がいろいろな知見が入って面白いと思いますが)。

「ルーズ&ショートバレル+ハイレートスプリング+大容量シリンダー+内径を絞ったノズル等々、から生まれる高圧縮エアによる諸々の効果(この辺が解釈の分かれるところらしいですが)により、通常のチューンとは明らかに異なる弾道特性を持ったチューニング」。

のようです。
実のところ私もよく分かっていないんですよね~。

一昔前に話題になった「スカラー波」とか、某布団掃除機の「紫外線による殺ダニ効果」とか、マイナスイオンドライヤーとか。

なんだかあの辺と同じ臭いがするんですよねー。

例えば、

シリンダー、ピストン、チャンバーパッキン周りの気密を取る→初速の向上・・・これは解ります。
道理として納得できるし、誰にでも原理を説明できますから。

でも、

高圧縮エアで弾丸を包み込み、インナーバレルとの接触抵抗を低減させ云々、とか。

強ホップによって弾丸で「栓」をする事で、極限まで圧縮したエアの威力を余さず弾丸に伝え、飛距離と威力の向上を云々、とか。

確かに、70mオーバーの直進性を持った飛距離や、明らかに違う発射音、貰うとなまら痛いという威力等の結果は出ているので先述のインチキ疑似科学とは違うんですが。

原理やメカニズムのよく分かっていないものを使う気味の悪さ、とでもいうのかな?
レシピと結果を結ぶ因果関係の途中に、なんだか分からないブラックボックスが挟まっている気持ちの悪さを感じるんですね。

原理の説明はかくあれど、「なんか分からないけど、こうしたらすんごい良く飛ぶ」って事しか解ってないものを、あまり過信できないな、と。

実際調べていく中で、ハイレートスプリングと大容量シリンダーという要素からして、何か一つでも狂えば、即銃刀法に抵触する値が出る、とか、ホップを掛ければ掛けるだけ初速が上がる特性とか、当たるとすごく痛い、とか、諸々の危険&不安因子も抱えているようで、それが流速チューン衰退の原因とも取れますね。

このトピックを書いている途中にふと思い当たったんですが、

ひょっとすると、何かの都合で弾速こそ落ちていますが、弾丸の持つ破壊力は、規制値の1Jをゆうに超えているのでは?とも思いました。

根拠は、弾丸を発射するメカニズムの持つエネルギー投射のポテンシャルと、喰らった時の「むっちゃ痛い」という体感データです。
弾速が上がらないけど威力はある・・・エネルギーを保存するには、弾丸の回転か何か・・・?まで考えましたが僕の貧相な脳みそではその辺の浅知恵が限界のようです。



ともあれ、現状これが主流ではなく、またこのチューンによる致命的な事故も多発していない(事を願っていますが)事は、ある意味幸いだったかもしれないですね。

今は「参式滑腔砲」から理論発展したと思われる「デルタストライクバレル」とか、「3点支持方式」とかが熱いトピックになってるのかな?
「G-HOP」や「面HOP」「長掛けHOP」等も、弄り屋としては気になる話題ですね。その辺の話はまた今度に。


何はともあれ、他人に危害を加える事無く、安全に、楽しくプレイ出来れば私は満足です。



追伸:仕事山積みなのに、新しいカスタムベース入荷しました。

・マルイ 89式(固定銃床)です!(デーン!)

ジャンク品という事で格安で入手できたのですが、動作確認したところ動いてくれたので、これはイイ買い物をしました。
レストア出来たらまた里親募集しますねー、ヨロシクお願い致します~!