カウンター
[PR] ポイントサイト

2015年10月21日水曜日

15/10/21 最近思う事

こんばんは。不定時連絡です。

このところ、主にメンタルの不調で、仕事が全く手に付きません。
なんとかしなくては、と焦る一方で、作業の進捗報告が一向に上げられないのを苦々しく思っております。

そんな事ばかりグダグダ吐いていても仕方がないので、今日は気分転換に、以前から気になっていたトピックスに触れようと思います。

それはずばり、

「流速チューン」

について。

私がガンスミスを始めた今年現在、もう流行りも廃れつつあるかと思いますが、某SNSで質問したところ、「プチ流速」も含めると少なくない数の愛用者もいらっしゃるようで。

で、流速チューンてなんなんだ?と言いますと(ググってもらった方がいろいろな知見が入って面白いと思いますが)。

「ルーズ&ショートバレル+ハイレートスプリング+大容量シリンダー+内径を絞ったノズル等々、から生まれる高圧縮エアによる諸々の効果(この辺が解釈の分かれるところらしいですが)により、通常のチューンとは明らかに異なる弾道特性を持ったチューニング」。

のようです。
実のところ私もよく分かっていないんですよね~。

一昔前に話題になった「スカラー波」とか、某布団掃除機の「紫外線による殺ダニ効果」とか、マイナスイオンドライヤーとか。

なんだかあの辺と同じ臭いがするんですよねー。

例えば、

シリンダー、ピストン、チャンバーパッキン周りの気密を取る→初速の向上・・・これは解ります。
道理として納得できるし、誰にでも原理を説明できますから。

でも、

高圧縮エアで弾丸を包み込み、インナーバレルとの接触抵抗を低減させ云々、とか。

強ホップによって弾丸で「栓」をする事で、極限まで圧縮したエアの威力を余さず弾丸に伝え、飛距離と威力の向上を云々、とか。

確かに、70mオーバーの直進性を持った飛距離や、明らかに違う発射音、貰うとなまら痛いという威力等の結果は出ているので先述のインチキ疑似科学とは違うんですが。

原理やメカニズムのよく分かっていないものを使う気味の悪さ、とでもいうのかな?
レシピと結果を結ぶ因果関係の途中に、なんだか分からないブラックボックスが挟まっている気持ちの悪さを感じるんですね。

原理の説明はかくあれど、「なんか分からないけど、こうしたらすんごい良く飛ぶ」って事しか解ってないものを、あまり過信できないな、と。

実際調べていく中で、ハイレートスプリングと大容量シリンダーという要素からして、何か一つでも狂えば、即銃刀法に抵触する値が出る、とか、ホップを掛ければ掛けるだけ初速が上がる特性とか、当たるとすごく痛い、とか、諸々の危険&不安因子も抱えているようで、それが流速チューン衰退の原因とも取れますね。

このトピックを書いている途中にふと思い当たったんですが、

ひょっとすると、何かの都合で弾速こそ落ちていますが、弾丸の持つ破壊力は、規制値の1Jをゆうに超えているのでは?とも思いました。

根拠は、弾丸を発射するメカニズムの持つエネルギー投射のポテンシャルと、喰らった時の「むっちゃ痛い」という体感データです。
弾速が上がらないけど威力はある・・・エネルギーを保存するには、弾丸の回転か何か・・・?まで考えましたが僕の貧相な脳みそではその辺の浅知恵が限界のようです。



ともあれ、現状これが主流ではなく、またこのチューンによる致命的な事故も多発していない(事を願っていますが)事は、ある意味幸いだったかもしれないですね。

今は「参式滑腔砲」から理論発展したと思われる「デルタストライクバレル」とか、「3点支持方式」とかが熱いトピックになってるのかな?
「G-HOP」や「面HOP」「長掛けHOP」等も、弄り屋としては気になる話題ですね。その辺の話はまた今度に。


何はともあれ、他人に危害を加える事無く、安全に、楽しくプレイ出来れば私は満足です。



追伸:仕事山積みなのに、新しいカスタムベース入荷しました。

・マルイ 89式(固定銃床)です!(デーン!)

ジャンク品という事で格安で入手できたのですが、動作確認したところ動いてくれたので、これはイイ買い物をしました。
レストア出来たらまた里親募集しますねー、ヨロシクお願い致します~!

0 件のコメント:

コメントを投稿