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2016年9月21日水曜日

16/09/21 モロモロの雑記

こんばんは。不定時連絡です。

今日はちょっと趣向を変えて、いつもなら記事にしない些末事を集めてみました。


まずは最近の入荷状況から。
なんだかんだでここ3ヵ月くらい、仕入れたものの手が付けられないのでほったらかしにしてるものが結構あるんですよね~。
今作業中の依頼を捌いたら、依頼と1:1くらいで在庫も手を掛けて行く予定です。

写真を撮る余裕もないので、文字にだけでも起こしておきます。

古い順から、

・STAR/DRAGON(龍)・・・6月中旬頃調達。換装用の精密バレルも確か買ったはず。どう料理してやろうかな~。

・MAGPUL/PTS/PDR-C・・・6月末頃調達。グリップエクステが最初から付いている商品です。中身は未知数。

・M41Aパルスライフル・・・7月中旬頃調達。これで何挺目だM41A。どう料理して(ry

・マルシン/電動UZI・・・7月末頃?調達。マルイメカ以外の電動ガンに興味があったので、安かったのもあってついw勉強ですよ勉強!

・G&G/FNC・・・8月頭頃調達。二本目、ハイダー欠品なのでどこかから拝借せねばw

・スプラチャージャー・・・8月上旬頃?調達。ご存知スプラトゥーンでおなじみのアレ。人気のあるうちに改造して販売したい!(ポケモンGO出てからすっかり下火っすね、アッハイ)

・S&T/タボールProVer.…8月中旬頃調達。いろいろ付いて来てお得なセットだったので思わず(汗

・NERFのなんかライフル型・・・8月中旬頃調達。皆様覚えていらっしゃるでしょうか?地球防衛軍の制式ライフルを作ろうとか何とか・・・アレです。なんとなく形状が似ているような、似てないような?

・電動ミニUZI中途品・・・8月中旬頃調達。これはですねぇ、スゴイですよぉ~。匠の魂、確かに受け取りました!また追って公開しますが、ナンゾコレ!?となる事受け合いです。

・マツシロ/レバーアクションタイプの古い銃・・・8月下旬頃調達。なんとカート式でした。これカートレスに改造したら楽しいだろうな、という事で保留。

・G&G/F2000・・・8月下旬頃調達。遂にブルパップライフルの大御所入荷です!これでブルパップモデルはだいたい揃ったんじゃね?フロントサイトとハイダー欠品との事、中身も弄ってある様子ですが、このモデル特有のセミ不良は発症していない模様。

・KSC/オート9(ジャンク)・・・9月頭頃調達。お前はオート9電動化計画の礎となるのだー!(贅沢

・MAGPUL/PTS/PDR-C・・・先頃調達。二本目、ほぼ新品でこのお値段!MBUSサイトも付いてくる!という殺し文句につい・・・w



うん、買い過ぎ。
只でさえ在庫捌けてないのに何やってんの?!

まぁ、リストにするって事で目標設定しやすくなるし多少はね?



それから最近の作業。

・タボール・・・不具合の原因解明できました。いつぞやのFNCと似たような、ピストンとメカボの干渉が原因だった模様。ただしヘタリを警戒してスプリング交換したら余裕の初速オーバー。大きすぎる。修正が必要だ・・・。

・M41A・・・先日の金具作成、リトライで成功しました。フリーハンドでこの精度はちょっと頭おかしいかとw


それから本日、オクにていつもお世話になってる方から買ったM4マガジンの弾上がり不良を解消。開けて見たら給弾ルート上の有り得ない位置に押し出しピンがついてやんのwこれぞ中華クオリティ!って感じですねw
貴重なワイヤー巻き上げ式なんでテスト用に重用します。

ってここまで書いてたらいきなりのフリーズからの再起動コンボをカマされましたorz

ブロガーの自動保存機能にここまで感謝した日はない。ありがとう、そしてありがとう!


本日報告できるのはこんなところですかねー。
ではまた~。

2016年9月13日火曜日

16/09/12 本日の報告 M41A続報編 他

こんばんは。不定時報告です。

あれからいろいろありまして、少々疲れ気味であります。

先日完成して納品したタボールもセミ不良で帰ってきたりとか。

別件で受けているM4は初速が10以上跳ね上がって再調整になったりとか。

M41Aについてもずっとつっかえている箇所があったりとか。



といってもですね、やらん事には進まんのですよ(至言)。

ということで、多少無理を押して本日ちょこっと作業致しました。

具体的にはM41A、そのマシンガン部の機関部に関してモーターの再選定で停まっていたのでさっさと作業です。


右の方が今までの最有力候補、マルイのEG30000HC。

左の方が今回新たに調達してみたZCレオポルドのハイトルク・ハイスピードモーター。


前提条件として、電装系はFETスイッチ+極太銀配線にて改修済みですので、レスポンス等はこれ以上望むべくもない好条件です。

で、動かしてみた結果ですが、

・サイクル・・・ほぼ同じ、か若干30000HCの方が速い、かなー?

・レスポンス・・・確実にZCの方がキレが良い!


という結果になりました。
サマコバモーターの廉価版?!という触れ込みのこのモーター、好みは分かれるところかもしれませんが、なかなかいい感じですね!
とりあえずは弾速計でもう一度測った上でお客様に相談ですかね。


で、次が問題の工程なんですね。

なんでそもそもM41Aのチューンがこんなに遅れて炎上していたのか?


私の手が遅いのが一番の原因ですがw(爆)

その次に挙がる原因としては、間違いなくコレです。

グレネードの実装。

正直に申し上げます。これです。


自分から申請しておいて非常に申し訳ないのですが、やってみてこれが思いの外苦行でした。

ガンプラでいうところの、ノーマルの改造や、ミキシングビルドと、スクラッチビルドの間に横たわる溝、とでも言うのでしょうか?(モデラー以外に分からん例えをww)

作業難易度的にはそれくらい落差がありました。

なにしろ、予め決まっているところに、決まった中から部品を選定して組み込むのとは全く訳が違います。

寸法、機構等々、全てが全てではないですが、設計段階の事も自分でやらなければならない。

これが特に難儀でした。

ショットガンのメカボも一個潰しましたし、あーでもないこーでもない、とやっているうちにずんずん時間が経ってしまいました。

しかもコレ、プラモデルと違うのは見た目よりも中身の機構がちゃんと動かないといけないという、私の嫌いな現物合せが使えないタイプの作業です。

と、ネガティブな事を言っていても進まないので、本日の加工内容を。


グレネード部に内蔵するショットガンのメカボ、その底部を保持する為の大切な部品です。

グレネード部、如何にして動作に支障なくジャケットにメカボを固定するか、そこが最大の難点でしたが、自分なりの回答がこの形状です。

金属加工の経験もほぼ皆無の中、市販の一文字を曲げる所からスタートしたのですが、まぁいきなり上手くはいきませんなw

左の方が一投目。

右が二投目です。

二投目でコツを掴んだものの、残念ながら寸法がズレている為使えません。
一度曲げて強度が落ちたものを再利用する訳にも行きませんので、新しい板金を用意してリトライです。

とりあえずまた一文字を買ってこないとねー、って外は雨だねorz



本日ご報告できるのはこんなところでしょうか?
ご閲覧頂きありがとうございます。

ではまた~。

2016年8月20日土曜日

16/08/20 本日の報告 里帰りタボールフィニッシュ!

おはようございます。不定時連絡です。


先日は里帰りしていたタボールを仕上げました。
具体的には、バレル長を590mm→510mmに詰めて調整。

外観はこんな感じに。



バレルが短くなった分、長いサイレンサーで隠す必要もないと思い、短いサイレンサーを調達したのですが、それすら不要で、ノーマルのAR系ハイダーで十分隠れました。

まあサイレンサーは在庫にするとして。


初速とサイクルはHOPを掛けた状態でこんな感じに。



いい感じですね。
ちなみにHOPを掛けると初速がちょっと上がるプチ流速?仕様です。


これで長々と預かっていた案件もようやく一つこなせました。
次はいよいよ1年掛かりの大プロジェクト、M41Aと、ノーマルチューンのM4のカスタムですね~。



今日ご報告できるのはこんなところです。
それではまた~。

2016年8月5日金曜日

16/08/05 本日のご報告 マルイM4、タボール続報他

こんばんは。不定時連絡です。

事後報告になりますが、7月の中旬に引っ越しを行いまして、現在それの片付けに追われております。

そんな中でちょびちょびガンスミス業務も進めておりました。

こちらは3ヵ月くらい前にお預かりしたマルイのM4です。

ぼちぼちとメカボの分解。
使い込んでいたとの事でしたが、比較的中は状態も良く、大規模な改修や交換は必要無さそうです。

で、基本的なチューンを、とのご希望でしたので、今回新たに交換するのはこちらの二つのパーツのみ。


チャンバーパッキンと金属軸受けになります。


メカボを丁寧に洗浄し、今回はマルイ純正とあってやはりスライド部分もキレイでしたので研磨は特にせず、軸受けのみの取り付けです。





の予定だったのですが、細かく洗浄したところ、セクターギアの摩耗を発見。



光に照らすと分かりますが、ギアの歯の内、負荷の掛かる部分だけきっちりすり減ってますね。

手持ちのマルイ純正ギアから、比較的摩耗度合の少ない個体を選出し交換です。

幸い抵抗も無くキレイに回転してくれましたので、シム調整→グリスアップと通常の作業です。



吸気系に関しては、ちょっとばかし悩みましたが、後述のノズルとの兼ね合いもあって吸気式のピストンに加工しました。

スプリングがダメになっていた時、交換する為にもピストンヘッドのネジ頭は出しとかないと不便ですしね~。



AOE調整もいつも通りに。
併せてピストンのラックもクラッシュ防止に加工しておきます。


費用の高騰を避ける為、部品の交換はしませんが、有りモノを加工する分には出て行くお金は0円ですw

ということで、バレルの開口部は(写真ではちょっと分かりづらいですが)深いテーパーを付けました。


また、インナーバレル外側には、定番ですがテープを巻いてアウターとのブレ止めにします。

それから、写真にはありませんが、チャンバー部にもちょっとした細工+気密加工を。

最後に、ノズル。
当初は純正ノズルを加工して吐出口を絞る予定だったのですが、前回のタボールの際にあったように、ノズルの根元とシリンダーの先端との間でエア漏れが起きるのではないか、と疑った為、そこの部分に漏れ防止のOリングの入った社外のカスタム品を導入してみました。

その際、ノズル先端の開口形状が真円で、弾丸を咥えた際に密着しここからの吸気が出来なくなるので、というのがピストンヘッドの吸気加工の動機だったりします。

あとは、モーターのブラシ部の洗浄と慣らし運転、自作SBDの実装くらいですかね~。

ここまでやっても、部品代はおそらく2,000円行ってないんじゃないかな~?


で、なんですが、先日初速を測定したところ、80m/sちょっとしか出ていませんでしたorz

気密関係は万全に対策しましたので、単純にスプリングのヘタリが原因ですね~。要交換、と。






これと併せて、先日作業していたタボールの続きもやりました。

初速がなんとか出せたものの、バレル長を弄ればもう少し上がるんじゃね?と思い、シリンダー容量から考えた適合する長さのバレルを誂えました。


やはり真鍮バレルと違ってステンが素材なんで硬いっすね・・・(汗。



チャンバー窓も最近の流行り(個人的)のパッキンの「逃げ」を考慮した形状に。

どっかで見た事ある?気のせいです忘れなさいw


ここまでやっといて、諸々の都合で多忙につき作業ストップです。

次に手が空いて掛かれるのはお盆休みかも(滝汗

新居にはこれら二本の他、M41Aも持ち込んでおります。
この三本を何とかするのが今年の夏休みの宿題ですかねー、なんて。


本日の報告はこんなところですかね、ご閲覧頂きありがとうございました。

ではまた~。

2016年7月3日日曜日

16/07/03 里帰りタボール その後、サイクルアップ編

こんばんは。不定時連絡です。

先日より作業中のタボールの続報です。

こないだ、ノズルを拡張するなどして初速を90m/s前後まで上げたのは良いのですが、ノーマルギアで構成した為、サイクルが12~13/秒前後に落ち着きました。

お客様との相談の結果、一度セクターカットなしのハイスピードギアで組んでみようという事になり、部品の到着を待っていた次第です。

して、部品も届いたので早速組み換えて試射してみた所、レスポンスが思いの外悪化していました。

やっぱりセクカしとかないとねー、という話になったのがついこないだです。



で、本日。
セクカ工事を行いました。

以前のセクカでは、解放側を一枚のみ切り落としたのですが、今回はタペット解放のタイミングへの影響を鑑み、同時にサイクル、レスポンスの改善を狙って、引き始め側と解放側の前後一枚ずつの計二枚カットを行いました。

また、この作業でメカボを開けた際、カットオフレバーの表面に擦り傷が付いているのを発見。

詳しく観察してみた所、取り付けの軸穴がやや高く、結果取り付けネジを締め込んでも遊びが大き過ぎるのが原因と判断。

リューターで削り高さを抑え、様子を見ながら調整しました。

まぁそんなこんなを挟みつつ、元通り組み上げ試射。



ちょっと落とし過ぎましたか・・・。
サイクル的には万々歳なんですがねーw

このサイクルを維持したまま、出来ればもう少し初速を上げたい。

という事で、チマチマ調整作戦です!


今までの経緯から、スプリングレートは恐らく今がギリギリのライン。スペーサーを噛ませての初速UPは望めません。

ピストンの重量化ももう既にかなり重くしてあるのであんまり劇的な効果はないかなー。サイクルも落ちそうだし。

等々あるのですが、実際のところ、先日組立てた段階で、「次弄るならどこか」の見当はある程度付けておりました。


ノズルです。

前の分解時に、ノズルとシリンダーヘッドの気密がやや弱いかなー、と薄々感じていたので、そこを改善してみる事にしました。

幸運にも、内側にOリングが埋め込まれているシーリングノズルでちょうど良いサイズの物が見つかりました!

さっそく取り付け、てみましたが、やや渋い。

ええーい、こうなったらシリンダーヘッド側を磨いて調整だ!ピカールを持てぃ!


しばしの磨き作業と確認作業の後、ちょうど良い感じに調整できたと感じたので、グリス等を塗布し組み立て組み込み。

スプリングを抜いた状態でテストドライブ。いい感じにスコスコ前後に動いていらっしゃる。

スプリングを挿入し同じくテスト→問題なし!


よし、これで行ってみよう!

ということで組み上げ、試射してみました。



おお、いい感じじゃないの?

と、本日の作業はここまで、またお客様に打診です。

あと出来る事と言えば、前回の投稿でも触れた、シリンダー容量とバレル長の関係から、敢えてインナーバレルを少し短くしてみる、くらいですかねー。

ひょっとすると今が長過ぎるのであって、500mm~550mm位が適正なのかも。


今日の所はこんな感じですかねー。

あ、M41Aについても作業してました。
こちらのメカボ、同じギア比でも何故か回るギアと回らないギアがありましてw
調整が難航する要因の一つですね。

現状1:13のハイスピードギア+EG30000Sで構成しているのですが、ハイスピードながらよりトルクのあるモーターとの触れ込みで、ZCの「ハイスピードハイトルクモーター」を試しに入荷してみました。

こちらのモーター、個体やロットにより当たり外れがあるとか、根本的に不具合があるとか、良くない話も聞くのですがw

実装はまだですが、EG30000Sとの比較で、より素晴らしい方を採用しようかと。



そんな感じかな。

ではまた~。

2016年6月26日日曜日

16/06/26 里帰りタボール 続報 それからシリンダー容量とかの雑な考察

こんにちは。不定時連絡です。

先日組み上げ、試射まで持って行き、いったんお伺いしたタボールさんのその後です。



やっぱりもう少し初速が欲しい、との事でしたね。

現状0.2g弾で85m/s。
これをあと5m/s程度上げるべく、あれこれやってみました。

まずは、ピストン内部にスペーサーを入れてみる。
↓
ほぼ変化なし。

ん~。では、一枚セクカしてある分、ピストンの解放位置が前に寄っているはずなので、試しに元々入っていたノーマルの無加工のギアに替えてみよう。
↓
またまたほとんど変化なし。

んん~。

どうしたものか。
ではでは、とばかりに、今度はスペーサーの代わりにベアリングセット(結構厚み出ますねコレ)を入れてみる。
↓
コッキングできず。強化し過ぎたか…。


・・・。

んんん~どうしましょう。
スプリングの強化は頭打ちだし。
吸排気系で他に弄られる所と言えば・・・、ノズルがあったか!

と、いう事で、一度目の出荷時に、吐出口にPOM材のスペーサーを加工して挿入し、内径を狭めていたノズルを拡張してみました。

工事前:3.2mm

を、じわじわと広げ、様子を見てみます。
とりあえず3.4→3.5辺りで一旦初速を計測。

→86m/s。

おお!改善の傾向ですぞ!

ではこの方向でいきませう!とばかりに拡張、拡張。

3.6mmでどうだ?

→87m/s。

むぅ、これ以上広げると、せっかく絞ったのがあまり意味なくなるな・・・仕方ないか。

3.8mm、これでどうだ?

→90m/s。

ジャストキタコレ!これで勝つる!

という事でこのようになりました。


初速的にも要件を満たし大満足であります。

ここで再びお客様に打診。

後はサイクルですね、恐らくギアを戻しても大差ないのでハイスピードにするか否か。
↓
ハイサイクル化で!
とオーダー頂きました。

しかしながら、生憎とセクカしてないギアセットは在庫が無く、現在発注して到着待ちなので、しばし休工ですね。





さて、今回の一連の調整をやっていてぽやーんと思ったことがありまして。

・シリンダー容量とバレル長

・ノズルの絞り加工とかエアの勢い(単位時間当たりの流量、吐出率?)

等々に絡むと思われる雑考です。

そもそもですが、今回のタボール、590mmのバレル長とフルサイズシリンダーというセッティング的にも、普通なアサルトライフルよりもかなりスナイパー寄りな設定になっております。

性格的にはPSG-1が近いかな、というか、アレを念頭にチューニングレシピを組みました。ただ、メカボの都合から実際のPSG-1からすると、まだシリンダー容量は足りてないんですが。


一般に、バレル長が長いほど、それに比例して有効なシリンダー容量も増えますよね。
当然、バレルが伸びれば伸びる分だけ、バレル出口に至るまでのエアの供給量が増えるからなんですが。

私は常から、電ハンやコン電とPSG-1、及びエアコキのボルトアクションライフルのシリンダー容量の差について、そこまであからさまに違うのは何なんだろうなー、と感じておりました。

例えば電ハン等の親指の2/3程度の小さなシリンダーと、VSR-10の長大かつごんぶとな大容量シリンダー。

同じBB弾を飛ばすにあたって、あそこまで容量に差があるのに、初速に「その比率に相応しい」差が無いのは何故なのか?

私の貧相な脳ミソでのイメージでは、容量こそパワーだと。大容量のエアで飛ばせば当然初速もそれに比して速くなる、モノだと思っておりました。

しかし実際は、電ハン等のミニサイズシリンダーでもデフォルトで初速70m/sくらいは出ますし、VSR-10とかえげつないシリンダー容量を誇るボルトアクションライフルの初速は、規制値を大きく超えるものではありません。



しばしのシンキングタイムです。
では一体、「何が初速を決めているのか」?

こういう時、一番いい答えが出るのは私の場合大抵お風呂ですね。皆様はいかがですか?

昨夜も湯船に浸かりながらなんでかなー、とぼんやり考えておりましたところ、一つの気付きが。

もう一つの大きなファクターを見落としておりました。

そう、それは・・・。

速さが足りない!


話が変わりますが、皆様は小学校等で電気の性質について勉強されましたよね。
電気の強さを表す場合、何と何が必要か?

電流と電圧ですね。

あるいは水で考えても良いかもしれません。
水車を回すのに必要な力について。

やっぱり大切なのは、水量と水圧ですね。

そう、「量」は当たり前ですが、この「圧」という字に込められた意味が大きな役割を果たすんですね。


「圧」、とは何か。

煎じ詰めていえば、決められた単位の中に、どれだけのものが詰まっているか、その詰まり具合の事です。

同じ容量であっても、例えばこの「圧力」が違うという事は、結局引き出されるエネルギーは、同じ時間で区切れば変わって来ます。

「容量が同じだから持ってるエネルギーも同じじゃないのか?」と思いがちですが、それは両方の入れ物が空になった時に、流れ出たエネルギーの「合計」が一緒になる、という話。

この一時、一瞬で流れている「量」は違います。



さて何の話でしたっけ。
この、「一瞬の間に流れる量」が、実は大きく影響するのではないかと。
瞬間的な「エアの流量」ですね。

弾速が一定とした場合、バレルの長さが長くなればなるほど、バレル内部を通過するのに必要な時間は長くなります。

この事から、バレル長の長いスナイパーライフル等の方が、同じくそれが短い電ハン等よりも長い時間「エアを吐き続けなければ」いけない訳ですね。

もしエアを吐く時間が短いバレルの物並みに短ければ、弾丸がバレルを通過し切らない内にエアが切れる事になり、そうなると弾丸には発射方向とは逆向きの、ブレーキになる力が働く為、初速が低下します。


逆に捉えるなら、短いバレルの容量の小さいシリンダーでも、長いバレルの大容量のシリンダーでも、恐らく「瞬間的に弾丸に当たっているエアの圧力」はそう大差ないのではないでしょうか?

つまり、「バレル長が長ければ長いほど、シリンダー内のエアを圧縮するスピードはゆっくりになる」

これが、シリンダー容量の比に対してアンバランスな初速の差の正体です(たぶん)。






というのが私のお粗末な頭脳で捻り出した雑な考察です。

で、ノズルの絞りを広げた事で初速が改善した件はここからどう説明するのか?
この仮説的には、ノズルを絞ればその分そこを通過するエアの「圧力」が上がるから、初速も上がるはずなのではないか?


それに対する一つの仮説としては、「ミスマッチ」ですね。


と言いますのは、シリンダー内の圧縮されたエアがノズルを経由して弾丸を押す訳ですが。

今まで聞きかじりの知識で、「ノズルを絞った方が、圧縮されたエアが弾丸に当たるので、流速効果が得られて飛距離が伸びる」という認識だったのですね。

流速の何かも良く知らないまま。

結果的に、流速チューンの本質とは「瞬間的な圧力を高める事で、弾丸を長く加速させるチューニング」である、とぼんやりと認識しだした今現在から見れば、なるほど確かに圧縮効果はあるのでしょう。

ただし、それはエア漏れ、ロスを考えなければの話です。
またここには、初速と飛距離という微妙に正比例しない二つのファクターが入っていますが、今回はややこしくなるので割愛という事で。

ノズルの吐出口が絞られていた場合、そこを通過するエアの圧力が上がりますが、当然ながら吐出口以外の部分に対しても圧力が上がる=抵抗が生まれるはずです。

考えてみれば至極簡単な話で、当然ながら間口が広い方がたくさんの人が出入りできる訳で。
結果的に、弾丸への有効なエアの供給量としてはむしろ低下していたのではないでしょうか?

つまり、シリンダーからのエアの供給量、恐らくは圧力と供給時間がそれを無視できるほど十分に強力なら、プラスの作用だけが結果として現れますが、それが足りなかった場合、むしろその抵抗によって失われるエネルギーの方が大きいのでは?というのが今の所の解釈です。

例えば単純にシリンダーヘッドとノズルの接続部から盛大にエアが漏れている、とかね。

ノズルを必要以上に絞らない方が、シリンダーから得られるエアの圧力を損なう事無くダイレクトに弾丸に伝えられる、からこそ今回初速が上がった、と考えています。

何事も、適量、過ぎたるは及ばざるが如し、ですね。




長くなりましたが、今回は吸排気系、特にその「動作時間」についてちょっと煮詰めてみました。

本日はこんなところですかね。
それではまた~。

2016年6月23日木曜日

16/06/23 本日の報告(仮) 里帰りタボール他

おはようございます。不定時連絡です。

先日弄り報告を入れさせて頂いたタボールですが、作業を進めております。

まず、先の納入時の状態はこう↓。

・EG1000Sモーターを搭載、ピニオン位置調整。
・ギアはS&T純正(だったと思う)、シム調整。
・シリンダーを肉厚の頑丈な物に交換。容量は元々加速ポート無しのフルサイズ。
・ピストンを全金属歯の物に交換、AOE調整とクラッシュ避け加工。
・ノズルを絞る加工。
・チャンバーに新式の「おまじない」を施工。
・590mmのロングバレルを実装。


だったんですが、一部調整が不味かったらしく、お客様の所で不具合が出て帰って来たんですね。




で、修理と改修を含め弄っている訳ですが、新しく変更した部分は↓。

・モーターをAIPのHT40000に変更、ピニオン交換。
・ギアセットをハイスピードギアに交換、セクターギアを一枚カット。
・歯が一部舐めっていたのでピストンを新しい物に交換。
・チャンバーの「おまじない」を従来の方式に戻す。

以上を実行し、ギア鳴りやシム調整等難航しつつも纏めまして、試射まで持ってきました。



うーん、サイクルはちょっと速いくらいですが、初速が若干・・・。
これで一度お客様に打診してみた所、やっぱりもう少し初速が欲しい、とのオーダー。

そこで、ピストン内部にスペーサーを噛ませて調整してみたのですが、あまり変わらず、というのが今朝の状態です。

さて、どうしたものか。

解決策としては、サイクルとレスポンスがやや落ちますが、

・①ノーマルのギアセットを入れる。

もしくは、コッキングできなくなる可能性がありますが、

・②セクターをカットしていないハイスピードギアにする。

のどちらか、これで初速が上がらなければ、チャンバーの気密の問題か、ノズルですね。

いずれにせよ、部品の在庫がないので作業は中断です。


それから、ずっと懸案になっているのがM41Aです。

いい感じに詰めてきているものの、組み付けに関するアイディアが浮かばず、なかなか思案しております。

これもかれこれ1年ほどお待たせしている物なので、早急に仕上げなければならない依頼ですが・・・、いかんせん、オリジナルの改造作業はまだまだ経験が浅いのか苦手です。



それから、これは入荷情報。

まだ検品待ちですが、以前販売致しました「あの珍銃」が、再度調達できました!

中々に個性的なデザインのアイツです。近々公開できると思うので、続報をお楽しみに!

本日はこんなところでしょうか。

ではまた~。