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2012年10月31日水曜日

'12 10/31 マテリアル紹介 瞬着パテ編

Trick or treat!
こんにちは。xisetaです。
本日は趣向を変え、日頃工作に使用しているマテリアルを一つ紹介しようと思います。

今回紹介致しますは「瞬着パテ」と呼ばれる代物です。
パテとは造形用に使用する粘土のようなものとお考え頂ければいいかと思います。一般的にメジャーなところで「エポキシパテ」と「ポリパテ」がその代表格ですが、「瞬着パテ」はここ10年ほどで台頭してきた、いわば「第三極」のパテです。
商品としては、アルテコというブランドの「SSP-HG 瞬間接着パテ」が有名ですが、今回はそれよりももっと割安で再現できる方法をご紹介します。

用意するものは以下の通り。
・瞬間接着剤
・ ベビーパウダー
・汚してもよい皿(プラスチック製品のフタ等)、今回はペーパープレートを使用しております。
・爪楊枝

と、これくらいあれば何とかなります。あとあれば良いのは耳かき状のスプーンがあれば、ベビーパウダーを取り出す際重宝します。

で、やり方としては次の通り。

①皿にベビーパウダーを取り出す。
この時、もんじゃ焼きのように真ん中をぐりぐりとかき分けてスペースを作ります。

②真ん中に空けたスペースに瞬間接着剤を流し込む。
画像ではちょっと分かりにくいですが中央部分に瞬間接着剤を入れます。この時流し込む接着剤の量によってパテの粘度が変わってきますので慎重に注入します。サラサラしたのが良いなら接着剤ちょっと多めに、しっかり盛り付けたいなら粉多めに、使うパターンによって加減します。
 

③かき混ぜる。
爪楊枝で外側の粉を巻き込むように素早くかき混ぜます。うかうかしてると硬化が始まるので迅速に。
逆に、求めていた粘度よりシャバシャバになり過ぎた場合等には、かき混ぜたあとしばらく置く事で粘度の調整が可能です。

④盛る。
今回は隙間への流し込みではなくしっかり盛り付けたいのでやや固めの状態で盛り付けております。不要な部分も後の工程で削るので大雑把かやや多めに盛り付けても大丈夫です。

⑤削る。
必要な形状になるまで削ります。この時場合によっては削り過ぎてしまったりポロリと欠けてしまう事がありますが、その場合は再度パテを調合して盛り付ければ無問題です。欠けた場合は瞬間接着剤でペタリとくっ付けてやればおkです。

以上一通り作業の内容に沿って解説しました。パテの特性としては盛って削るタイプなので「ポリパテ」に近いですが、硬化時間が無茶苦茶早い(1~2分程度で固まります)ので慣れれば作業性は格段に向上します。
ただ欠点としては、元が接着剤なので食付きが良過ぎる事くらいでしょうか。型取りした物に押し込んで後に取り外す、といった工作には向かないと思います。

こんなところでしょうか。プラモデルをやらない方にも分かるよう解説したつもりですが、ご理解頂けたでしょうか?
ここが分からん、といったご意見はガンガンコメントして下さい。反応があるととても励みになります。

以上、マテリアル紹介瞬着パテ編でした。お付き合い頂きありがとうございました。

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