先日の更新で漏れていた記事を挙げます。
STARの龍「DRAGON」について、仕上げ等の情報です。
あの後ロールアウトしたのは4月の頭でした。
正直当時はほとんど精神的な余裕がなく、写真もほとんど撮っていませんでしたが、お客様のご依頼でチューニングレシピとして記録が残っていたのでそれを参考までに。
以下レシピです↓。
☆STAR/DRAGON 構成レシピ 2016/04/01ロールアウト時
1.メカボックス系↓
・メカボックス:可動部を研磨加工。ギア、ピストン等の可動部にGグリスを塗布。割れ防止補強加工を実施。
・モーター:AIP HT40000ハイトルクモーター(ピニオン交換済み)に換装。
・ギアセット:CORE 1:32ハイトルクスチールギア(シム調整済み)に換装。
・軸受け:変更なし、接着剤にてメカボックスに固定。
・ピストン:SHS フルメタル/ハーフティースピストン(ハイトルク専用品、ラック加工済み)に換装。
・ピストンヘッド:ノーブランド ステンレス重量ピストンヘッドに換装。
・ピストンその他:ピストンウェイト、AOE調整加工を実施。
・シリンダー:マルイ 加速シリンダー(適合バレル長300mm前後の物を使用、気密加工済み)に換装。
・シリンダーヘッド:変更なし。
・スプリング:DEEP ARMS M100不等ピッチスプリングに換装。
・ノズル:吐出口の絞り加工を実施。
・タペットプレート:変更なし。
・スイッチ接点:マルイ純正品に換装(接点グリス塗布)。
・カットオフレバー:変更なし。
・セレクターアセンブル:変更なし。
・トリガー:弱装版トリガースプリングを製作し交換、トリガー可動域を調整。
・電装系:高効率銀コートテフロン線に張り替え。20Aヒューズを搭載(バッテリー端子形状はミニS仕様を採用)。
2.チャンバー/バレル系↓
・インナーバレル:188mm精密バレルに換装(チャンバー窓を加工済み)。アウターバレルとのブレ止めにテープを巻いて対応。
・チャンバーパッキン:マルイ純正パッキンを加工してスリックパッキンを製作。
・HOPテンショナー:ライラクス HOPテンショナー(ブリッジタイプ)に換装。
・チャンバー他:気密加工を実施。
3.その他↓
・バッテリー:7.4v/2300mAh/130C超ハイレートリポバッテリーを付属(ミニ⇔XT60端子変換プラグ付き)。
で、その時の初速等がこんな感じ(もうちょっと調整したかも)。
と、なっていたのですが、ここで納品後アクシデントが発生。
セットで提供させて頂いたバッテリーがまさかの発火!
本体にもダメージが出た、との事でした。
お客様と取り急ぎ相談の上、急遽返送して頂き応急処置です。
・発火で痛んだケーブルの交換。
・熱で溶けた外装の補修。
・ついでに端子形状をXT60に変更。
したりとかなんとかして急いで発送!
なんとか納期に間に合わせる事が出来ました。
上のレシピでは分かりにくいかもですが、チューン内容は一言で表すと「典型的なプチ流速」です。
お客様には申し訳ないですが、かなりピーキーなチューンになってしまったと思ってました。
その後状況が分からなかったり、諸々の事情で精神的に落ち込んでいたりで、しばらくモヤモヤしておりました。
で、意を決して「?」とお伺いしたのがちょっと前。
お客様より「!」とお返事を頂いてホッと胸を撫で下ろしたのが先日になります。
さて、変わって本日。
このところ調子も良く、久々に触ってみるかと修理待ちのエアガンを取り出してきました。
先日出荷したタボールさんです。
こちらもお客様の所でトラブルが起きたとの事で、里帰りして来たのですが、生憎の体調不良で暫く放置しておりました。
今日は趣味の範疇を越えない程度に触ってみようかと思います。
本日の報告はこんなところでしょうか。
ではまた~。
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