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2015年12月8日火曜日

15/12/08 本日の報告 S&Tタボール後編 今後の予定など

こんにちは。不定時連絡です。

先日はタボールの作業報告中に睡魔に襲われてしまい、文章量的にも長くなったので不本意ながら前後編に分けました。

今日はその後編です。


初速が出てない!なんだ?ノズルだ!

という事で、

ここまで組み上がったものをもっかい分解ですorz

デフォのノズルに比べて、新たに組み込んだものはちょっとばかし全長が長かったんですね。コンマ数ミリのオーダーなんであんまり気にしなくても大丈夫かなー、と思っていたんですが(ここ重要)。

取り外したノズルを、回転工具でちょっとずつ削って行きます。

削っては測り、削っては測りを繰り返す事数回、いい感じになったか・・・あわわわ、削り過ぎちゃったYO!

こうなったら奥の手、盛り付け接着も可能な、エポキシ接着剤を投入だ!

と、あれこれ加工する事しばらく・・・。出来ました!

組み込んでいざ実射。






―50m/s?!

落ちてるやないかーい!(ガビーン)

噂で耳にした圧縮効果を期待して、吐出口を絞ったのが不味かったようです。

またまた、加工に加工を重ね・・・って作業中にトラブル発生!加工中にノズルとドリルのシャンクが固着してしまい、ノズルが一個ダメになりましたorz



翌日、すったもんだして次に寸法の近いノズルを移植するも、やっぱり初速が足りない。この時点で60~70m/sだったのですが、そろそろノズルだけではなく、シリンダー容積不足、それを補うべきスプリングレートが足りてないのでは、と疑い出します。

渋々カスタムノズルを購入し、それを付けてテストしてみるも、やっぱりいまいち初速が出てない。





うーん、ノズルではなく、スプリング変えてみるか?

で、手持ちのスプリングから、あれこれ試し、先日MASADAから抜いたM110位相当のスプリングでいい感じの値が出ましたのでそれで行く事に。

よっしゃー解決した!と思った矢先。

テスト中に給弾しなくなるトラブル発生。

見ると、メカボは動作していますが、ノズルが動いていません。

―タペット折れたか?

急遽分解し、メカボを開けて見ると、やっぱりタペットプレートがウィング付け根で折れてました。

組み立て時に、セクターとの噛み合いがややシビアだけどこんなもんかなー、と思ってましたが、どうやら負荷が強過ぎたようです。

恐らくは、専用設計品ではなく、マルイコピー品の中から、寸法の近い物を無理矢理使っているからこういう事になったのでしょう。
恐るべし中華ガン!

それにしても、ウチで壊れてくれたのは不幸中の幸いでした。
お客様の元に行ってからだと不具合になっちゃうもんね~。

とは言いつつ、タペットの在庫は、実はあんまり豊富ではありません。

形状的にはVer3のタペットをそのまま使っているようですが、どうにも在庫にあるのはVer2用のものしかありません。

こうなったら、現物合せで加工です(またかよw)

できたー!

早速テスト、テスト!


80~90m/s。

良好ですね、正解はスプリングだったようです。


ただこの日は、度重なる実射テストでバッテリーを使ってしまい、サイクルが遅めになってしまったので、後日フル充電で再度テストする事に。

はい、本日ですね。
テストの結果は以下の通り。



良好ですね!

以上をもちまして、S&Tタボール、完成です!







いやー、今回の仕込みは大変でしたーw

いろいろいらない事もしちゃった感じですが、なんとかまとまってくれて感無量です。

これで無事お客様の元へお届けできますね~。






さてさて、今年ももう暮れですが、なんとか今年中に片付けたいお仕事があと2件あります。

一つは、A様よりご依頼の「M41A」。

ハイサイ化の途中で止まっておりますが、グレネード部も未だ全完成とは言えない状態なので、かなり巻きで掛る必要があります。


もう一つは、K様より以来の「STARのMINIMI」です。

メカボックスの修理が途中で止まっていて、お待たせして非常に申し訳なく思っております。
こちらは、近日中に結果を出す予定です。

以下、作業予定順に受注したお仕事一覧です。

・K様より、89式のFET実装と配線の新調。
・同じくK様より、G&GのFNC、バースト回路組み込みの上仕上げまで。
・S様より、STARのドラゴンのアフターサービス、トリガープルと射程距離の改善。
・T様より、JGの89式の組み立て。
・H様より、M41Aグレネード実装の上チューニング。
・N様より、S&Tのタボールのチューニング。

またもや、纏めてみると嬉しい悲鳴が出そうです。

今年も残り少ないですが、皆様お風邪など引かれませんよう、ご自愛くださいね。

ご閲覧頂きありがとうございました。ではまた~。


2015年12月7日月曜日

15/12/07 本日の作業報告 S&T タボール完成! 今後の予定など。 ~不本意ながら前篇~

こんばんは。不定時連絡です。

本日は、先日お伝えしたS&Tのタボールのその後です。

こないだチャンバーとバレルをやったから、その続きですね。
主立ってはメカボ関係です。




結果から言いますと、今回、メカボのガワとギア以外は、ほとんどと言って良いほど手が入ってます。
以前組んだタボールとは桁違いに難産でしたw


早速、メカボを開けます。


案の定というか、これまたコッテコテのグリスとご対面です。

無慈悲な洗浄→パーツの選定に入ります。


S&Tのタボールは、マルイのP90をすこしアレンジしたようなレイアウトの独自設計のものっぽいです。

強化樹脂製の初期ロット以外、比較的品質の安定した金属製メカボを搭載しているのですが、何カ所か泣き所があります。

まず、シリンダーですね。

デフォだと、赤くアルマイト加工?されたペラペラのヤツが入ってますが、これ、ちょっとぶつけただけでも簡単に凹んでしまうナイーブな代物。
交換リストのトップに君臨してますw

それから、海外製電動ガンの定番、初速落としの為、適当に切ったスプリング。こちらもサクッと交換します。

3番手は、信頼性と燃費の観点からガンの心臓であるモーター、こちらもマルイ純正の「EG1000-S」に交代してもらいます。

ここのタボールに関しては、先日のチャンバーパッキンと以上の3点は最低限何とかしたい所ですかね~。

実はこの中に、後々尾を引くチョイスがあったのです!



さて、続きましてはギアです。

これに関しては、今回お客様のご意向をお伺いしたところ、「ノーマルで良し」との事。

海外製電動ガンの数少ない評価ポイント、それはマルイ純正より強度のあるギア類です。精度は当たり外れありますので多少博打ですが、マルイ純正のは、不正改造を防止する観点から、わざと「壊れやすい」素材を使ってます。

しかし、パワー重視の海外製電動ガンにおいては、耐久性が最優先なので、鉄製等の硬ーいギアがデフォで入っています。

これを使わない手はないよね!

ただし、何点か注意事項がありますが今回取り上げるのは、ギアの中の盲点、モーターのピニオンギアについて。

先程、モーターはマルイ純正に、としましたが、当然、そこにくっ付いているピニオンギア、これもマルイ純正の物になります。

さっきの話がここでも登場します。マルイ純正のギアに合わせて、モーターのピニオンギアも当然、「柔らかい」素材で出来ていますのでここに注意!です。

ですんで、モーターの載せ替えをする時は、ピニオンギアも切り替えてあげないと、せっかくカッチカチのギアセットをチョイスしても、ピニオンとの相性が悪くピニオンだけガリガリ削れちゃう、という事態も発生する訳です。

即座に不具合に繋がるものではないですが、寿命は縮みますよね。



ギアの選定も済んだところで、次は選んだギアを適正な位置に安定させる「シム調整」です。

今回も我流で、メカボの真ん中、壁際に一番へばり付く格好の「スパーギア」から合わせて行きます。

一通りシムを挿し終わったら、必ずメカボを閉め、きっちりねじ止めして回り具合を確かめます。
良し、スムーズ。

問題ないので、グリスアップをしてギア関係は終了です。


さてさて、お次は吸排気関係こと、シリンダーとその周りの手入れです。




ここに来て、先程のチョイスの影響が!


シリンダーを交換したのは良いのですが、肉厚になった分内径が狭まってしまい、そのまま使うつもりだったシリンダーヘッドが入らなくなってしまいました。

手持ちのシリンダーヘッドで、その他の寸法がほぼ同じものを選び、これを組み込むことで乗り切った。

と思ったのですが、今度はシリンダーの先端と連結する部品、ノズルもまたサイズが合わない!

ええい、ノズル、適当なノズルは・・・ない・・・だと!?

全長、外径とが同じで、かつ内径が少し広めのものが、まぁそんな都合良く・・・・・・・・・お、これ行けんじゃね?

奇跡的に一本使えそうなのを見つけ、迷わずそれを組み込みました。

とりあえず形にはなりそうですね。


すったもんだありましたが、シリンダー・ノズルはクリアです。

次にピストン。

これは・・・そのままでも行けなくはないんですが・・・、んですが、なんか気に入らないというか、強度無さそうで好かんのですわデフォの部品は。

ですんでこれも交換、交換!

手持ちの部品で使えそうなのをピックアップして組み立て、オリジナルのピストンを誂えました。

この時に併せて、AOE調整と、ピストンのラック加工もやっておきます。ここの辺り、以前は知らなかったのでやってない行程ですよねー(オマ)。

まだまだ続きますメカボのチューニング。

次に弄ったのは、電動ガンの動作の要、トリガースイッチと配線系です。

こちらのタボール、スイッチ接点の代わりにマイクロスイッチが使われているのですが、これが取り外しの際に偶然御開帳してしまいましたw

これも何かの縁、せっかく開いたのですから中を拝見して手を入れます。

接点金具の部分に接点グリスを塗り、瞬着でしっかりと蓋をしました。

配線、に関しても、とりわけ弄る必要はなかったのですが、今回お伺いしているオーダーの中に、「ヒューズの追加」もお受けしていたので、どのみち配線を切る必要がありまして。

ならいっそのこと効率の良い銀メッキ線にやり替えてしまえ、と大盤振る舞いしました!


ここまでやって、ようやく改修は目途が立ちました。後はメカボを閉じて元通りに復元し、諸々の動作テストを行って行きます。


タボールさんに関しては、トリガーとメカボの間の距離が空いているので、マルイのファマスやP90のように金属棒でリンクが張ってあります。この辺の組み立てが独特作業と言えばそうなりますね。



テスト開始です。

まずはメカボ単体で通電させ動作を見ます。

OK、セミ、フル共に動きます。

次に、ガンにメカボを組み込んで、半分組み立てた状態で同じく動作テストです。

OK、トリガーに連動してちゃんと各動作動いてます。



仕上げに、全て組み立てて、文字通り完成品としての動作試験。

初速、連射速度、動作を確認します。






ん?



んん?


遅い!(ショックのあまり写真を撮り忘れた模様w)

初速が足りない・・・70m/s台って・・・何故、ってあれか、チャンバー周りとシリンダー+ピストンの気密は取れているのを確認しているし・・・?

残るは、あー、ノズルだよな。



やっぱりかー!

ここに来てまだ足を引っ張りますか!


続きます。




追記:


先日の89式、妙にサイクルが遅かった件ですが、モーターを純正からAIPのHT40000に交換
してみました。

結果はこんな感じ。



うむ、いい感じですね♪

晴れてめでたく納品となりましたー!

2015年11月25日水曜日

15/11/25 進捗報告 G&G/FNC、S&Tタボール他

おはようございます。不定時連絡です。

先日89式をロールアウトしてから何をしておったかというと、何を間違ったか依頼でもないG&GのふんこちゃんことFNCをひたすら弄っておりました(コラー)。

こちらのFNC、実銃は3点バーストが可能なんですが、モデルではセレクターのみの再現となっていて、ちょっともったいないなー、と思っておったところ、某オクをホゲーと眺めていたらピーン!と来るものが売り出されておりました。

東京マルイ純正の電子制御ユニット、SIG550のバーストユニットです(ドヤァ)。
運良くこちらを入手出来たので、何とか実装できないかと紛糾しております。

閑話休題、ご注文頂いているお客様にも悪いので、とっととまとめて次に行こう、とりあえずノーマル状態でのメカボのドライブまでかな~、と組み立てて、いざ、電源を投入すると、動かない。

ヒューズが飛びましたorz。

アセンブルの手順も間違ってないし、思い当たる節も無かったので、うわーなんだよ、なんでー、とかなり凹みました。

派手なクラッシュ音もせず、モーターがロックしているような挙動でしたので、まず疑ったのは、メカボ内部のピストンレールの外れ。
次に怪しいのは、モーターそのもの。異物巻き込みとかしてたんじゃないのか?

グシャグシャに壊れてたらどうしよう、と内心ヒヤヒヤしながらメカボをオープンしました。

見ると、スプリングがキチキチに圧縮された状態でギアが噛み合ったまま、キレイに出てきました。
すぐさまスプリングを解放して、ギアから何から外して破損のチェック。

OK、欠けは無い模様。

ホッと胸をなでおろすのもつかの間、ではなんで動かなかったのか?
セクターギアとピストンを何気なくクルクル、スコスコしてたら、あっ、と(アッー!ではない)気付く点が出てきました。


ここです。
どうにもこの位置でギアが重くなる、と思って、よくよく観察すると、ありました。

ピンセットで指してる部分、ちょっと写真が悪いですが、ピストンの後端とメカボのリブのエッジがわずかに噛んでます。

コレだー!

で、早速改修です。



メカボの該当部分、及びピストンの後端をガリガリ削って面取りしました。
なんという荒療治。
しかしこれで、セクターを回しても、抵抗なくスルスルとピストンが前後に動きます。

よっしゃ逝ったれ、とこのまま一気呵成に組み立て、再度テストドライブです。

OK、動きました!ヤッター!

これで名残惜しいですが、FNCは一旦休工。



お客様から頂いている仕事のうち、今度は新たにタボールに手を付けました。

サクッと分解です。


メカボを開けると流石に遅くなるので、チャンバーに注力する事にしました。

で、気になったのは、チャンバーユニットの出来の問題。
最初は動かなくないし、問題ないかな?と思っていたのですが、良く見ると、ん?というところが。

HOP調整アームを動かす歯車のうち、真ん中の歯車がどう見ても傾いてるんですね。
何故なのか?

最初は、歯車の背面と、樹脂製のチャンバー故押し出しピン跡のバリが出ているのが当たってるのかと思い(ひどい話です、品質は良くないね)、バリを削ってみたのですが、それでもまだ傾いている。

軸そのものはまっすぐ出ているので、あと問題になるとしたら歯車自体の径か?

手持ちの歯車を何個かテストしてみた結果、余っていたライラクスのストライクチャンバーのカム歯車が一回り小さい事が判明。

コレだ!

それと、ダイヤルの歯車との相性が合うように、真ん中の歯車をチョイス。
赤いギアのワンポイントが可愛いチャンバーユニットの出来上がりです!



その他のアセンブルも参考までに。
チャンバーパッキンは、馬鹿の一つ覚え的にPDIのWホールドチャンバーパッキンに。
インナーバレルは、少し贅沢ですが、どっちみち死蔵していたのでライラクスのEGバレルを使ってみました。

仕上げに、テープを螺旋巻きしてガタを取り、バレルユニットの完成です!


それから、DSG搭載計画が頓挫したM41A。
先日国内DSGの本家、G.A.Wさんより、正真正銘の本家DSGと専用スプリングを購入しました。
クイックリリース式のVer6メカボも入手したので、まだまだタダでは起きませんぞ~。

本日ご報告できるのはこんなところでしょうか?

G&GのFNCは、道理で動かない訳ですね。動作不良品というのか、メカボの加工ミスですね、他の加工精度が高いだけにもったいないです。

そしてタボール。
慣れているのもありますが、分解がとにかく楽ですね。整備性は無茶苦茶高いので、テストベッドとしてもオススメです。

ではこのへんで、またね~。

2015年11月18日水曜日

15/11/18 業務報告 マルイ89式ロールアウト!

こんばんは。不定時連絡です。

本日、マルイの89式がロールアウトしました。

今回のチューニングコンセプトは、「質実剛健、リーズナブル&ユーザブル」です。

↑メカボ分解の図。まずはメカボの洗浄ですね、比較的キレイだけど。

先日の分解チェックでは、チャンバー内部やメカボまでは見ていなかったので、まずは状態の確認です。

中古ながらクラッシュ箇所も無く、至って良好でした。

で、カスタム、チューンしていく訳ですが→
まず準備したのが軸受け。
純正では樹脂製の物が嵌まっていたので、これを取り外し、ライラクスのメタル軸受けを瞬着でしっかり固定。
ギアを嵌めてみて、軸受けの挿入で歪みが出ていないかチェック。

次は、ギアのシム調整ですね。
我流ですが、今回はスパー→セクター→ベベル、の順で調整しました。
今回、ベベルギア側からのアクセスが出来ないメカボなので、メカボを閉じてセクターを指で回し加減を確認しました。

問題なかったのでそのままグリスアップ。
今回から、「G.A.W」さんの「G-グリス」を導入してみました。ちょっと高めのお値段ですが、その性能はプライスレスだとか。

こちらのグリス、シリンダー周りにも使えるとありましたが、最初からガンガン使うのももったいないので(笑)、シリンダーは従来のスリーボンドのシリコングリスを使用しております。

そのシリンダーとピストンですが、一応、どれだけ使われたか分からないので、Oリングを両方とも新品に交換、シリンダーはシールテープで気密を取り、ピストンと共にグリスアップを施し気密試験を行います、OK、いい感じ。

スイッチ周りは、今回は洗浄と接点グリスを塗っただけです。

あと、89式独自と言えるのが、機械式のバースト機構。
ここはヘタに弄ると動かなくなるので、慎重に組み立て、グリス&オイルで仕上げました。

メカボ弄りはここまでで、次はチャンバーユニットです。

チャンバーパッキンは、PDIのWホールドチャンバーパッキンを使ってみました。
一説には、89式の癖として、HOPが傾いて掛る、と聞いたことがあるので、チャンバー側から覗いてセンターの確認しやすいこちらのパッキンを選んだという訳です。

あとは、インナーバレルの銃口側、これも最近になって聞いたのですが、デフォルトの状態よりも、内側にテーパーを付けてやった方がいい、という事でしたので、デザインナイフでチマチマ加工しました。

ここまでが17日の作業です。組み立ては翌18日に持越し。


さて日付が変わって18日、後は組み立てを残すのみー。

と思っていたのですが、ふと思い出しました。

あー、アレやってない!AOE調整!

AOEとは、セクターギアがピストンにかかる時の、最初の位置、引っ掛かりの「角度」についての事です。

これをいい加減にしておくと、ハイサイ化の時などは特に、ピスクラの原因になるというのは、以前M41Aのアセンの時にお話ししたかと思います。

今回はノーマルサイクルだしなー、どうしようか、と某SNSで訊いてみたところ、「給弾不良になるよ!」とアドバイス頂いたのもあって、再度メカボ開けを決意。

やり方としては簡単です。
要は、ギアの歯がなるたけ90°近くの位置でピストンの一番端のラックに引っ掛かるように、ピストンヘッドかシリンダーヘッドに詰め物をしてやります。

今回は、お古のシリンダーヘッドがあったので、それのゴム板部分を切り出して、瞬着で固定してやりました。

同時に、最初に一番端のラックに歯が掛るように、二番目と三番目のラックを削って接触しないように加工します。



↑アフターの写真しかないですが、仕上がるとこんな感じになります。これでもちょっと斜めってますが。

で、メカボを閉じまして、モーターの噛み合い調整は前日に済ませていたので、テストドライブ、うん、いい感じです。

更に、ついでのついでですが、長寿命化に一手間掛けました。

SBDの実装です。

SBD(ショットキーバリアダイオード)とは、理論は長くなるので調べてもらえれば助かりますが(爆)、煎じ詰めて言えばスイッチ接点の保護の為の部品です。
これで、電動ガンの大敵、スイッチの摩耗がかなり抑えられます。完璧ではありませんが、今回あまりコストを掛けないコンセプトですのでこれくらいで。

こちらも至って簡単、ダイオードという電子部品を、モーターの端子に接続するだけです。ラジコン用のノイズキラーと似ていますが、気を付けなければいけないのは極性があるという点かな。
↑すでに絶縁しておりますが、白いチューブの中にダイオードが入っております。

さて、いよいよ作業も組み立てで終わりですよ!
順序を確認しながらネジを組み付け、アセンブル完了です!

\デーン(コマンドー的なアレ)/

早速実射試験です。

まずは単発。
うーん、初速はいい感じです。個人的にはちょっと強すぎるくらいですね~。

次に連発。
うーん、初速はいいとして、その連射速度はなんなんだ?

こんなものなのか・・・?
スタンダード電動ガンとしては、13~15発/秒、くらいを期待していたんですが…、これは純正の「EG-1000BTモーター」の特性なのでしょうか?

以前ターセルの89式をチューンした時は、確か「EG-1000モーター」で14発/秒くらい行っていたはずなので、それで違和感を感じているのかもしれません。最近ハイサイばっかり弄って感覚がマヒしていたのかもw

ともあれ、マルイの89式小銃、ひとまずの完成であります!

今回は、ノーマルマグ1本の他に、多弾マグ2本をお付けして、お値段は…

30000円~

を予定しております。
ただ、元が中古なので、外箱とその他の付属品はありません、悪しからず。
既に某SNS上では、一足早く告知しておりますが、この記事をご覧になって気になった方は、私までご連絡ください。お待ちしております。

本日はこんなところですかね、またよろです~。

2015年11月15日日曜日

15/11/15 近況、進捗などのご報告。G&G FNC、M41A等

おはようございます。不定時連絡です。

先日の更新から半月ほど経ちました。
あれから、ぐでーっとしつつぼちぼちと作業しておりましたのでそのご報告です。

まずお話しするのはM41A。

生憎と写真はありませんが、昨日寝かせていた組み立て途中のメカボをエンヤコラと組み上げて試運転。

結果、

ダメでした。
初速とサイクルの低さは相変わらずですねー。これはやはりスプリングレートとバッテリーか?

以下付随する作業中の写真です。

 コンパクト化に成功したFETユニットです。
放熱を考慮して露出させたヒートシンクがチャームポイントです。

タペット加工の変遷です。(尚、失敗した模様w)

そしてそして、新規入荷情報!

G&GのGF76こと、FNCを調達しました!


こちらの個体、ジャンクというか不具合品として安く売られていたので、迷わず「ウチへおいで」と手を差し伸べてしまいました。

点検がてら分解したところ、ボルトカバーのスプリングが欠品していたのと、セレクター後ろのメカボ固定用のピンも、おそらく正規の物ではなく長さが足りていませんでした。

それらの補修と合わせて、インナーバレルの若干の延長と、デフォでは問題ありという評のチャンバーユニットの換装を行いました。
そして、忘れずアウターバレルとのガタ取りの為にテープを螺旋巻きです。


残すはメカボ内部の点検ですが、その前に先日の89式のアセンブルですかね~。部品が揃ったので。

あとおきっぱになってると言えば、K様から頂いているMINIMIのメカボ補修ですね。
金属パーツの板からの切り出しがあるので、ちょっと躊躇しているんですよね~。
エポキシ接着剤は買ってあるので、あとはやるだけです!


そして、余暇ではありませんが、息抜きも兼ねて久しぶりにガンプラも弄ってます。
某コミュニティの年末の集まりに持っていく肴にしようとね。
茶菓子の代わりは務まる模様。

それでは、またよろです~。

2015年10月31日土曜日

15/10/31 本日の報告 ガンスミス復活編&M41A他

こんにちは。不定時連絡です。

先日、ようやっと心身のコンディションが復調し、ガンスミス業務に帰ってきました。

時系列順に整理しますと。

まず触ったのはセブロのM-5電ブロ化計画。
元々マルイの電ブロP99をゴリゴリ削って盛ってを繰り返し、こんな感じになってました↓。
しかし、まだまだセブロには見えませんよね~。

で、改めて加工したのがこちら↓。
どうでしょう?各部微調整を重ねて、少しずつですがセブロに近づいております!



次に、取り掛かりましたのは、懸案になっていたM41A。

DSG実装の実験初号機的な意味合いの強いこちらの銃ですが、主にギアの選定にちょっと怪しい所があったので、スペアで購入したギアも含めて調整をやり直しました。
こんな感じです↓。


組み込み途中でトラブルもあったりして、転んだ勢いで改修、改修(FETがレシーバー内部で干渉して素子の根元から折れたので、いっその事と折り畳んだ状態で再配線しコンパクト化)↓。


んでもって、すったもんだあったんですが先日無事アセンブル出来て計測に掛けたのですが。

全然なってない!全然速くないよコレ!

結果はダメダメでした。

これについて、ユーザーさんに報告を入れつつ、色々あって本日ダメ元で再計測したところ、面白い傾向が顕れてきました。

本来の運用を想定していたリポではサイクルも初速もダメダメだったのですが、サブ用に変換コネクターを造り、ニッ水で試しに撃つと・・・。

サイクルは低下しましたが、初速が想定(期待していたともいうw)値に近い値が出てきました。

・・・どうにも、タペットプレートの加工不良から来る、チャンバーの閉鎖不良の兆候が見受けられます。

馬鹿みたいにタペットのスペアを買いたくって正解でした。これからトライ&エラーです!

それからもう一件、上で色々あったという色々です。

弾速計が壊れました。
何も悪い事してないのになー。
ただAC電源に繋いで安定化したかっただけなんだけどなー(それだよ)。

やり方が悪かったようで、ガンスミス開業以来お世話になっていたX3200(Mk2)さんはお亡くなりになりました(南無)。

代わって後継機のX3200 Mk3君が本日より稼働!さっきの計測結果となったわけです。
↑商売敵のライラのBBチェッカーちゃんと。

それからそれから、

販売の予告です。

某オークションにて、格安でゲットできたマルイの89式小銃(固定銃床式)であります!
こちら↓。
ジャンク品として売られていたバディちゃんですが、外回りの小傷以外、内部は至って良好でしたので、軽いメンテとチューニングだけで立派に活躍できそうです。

こちら、私の馴染みのSNS上で先行募集を掛けておりますが、そちらで貰い手が見つからない場合、またオークションに出品予定であります。

その際はまた再度告知致しますので、気になる方は宜しくチェックしてやってくださいませ。

本日ご報告できるのはこのくらいですかね~。
また進捗あればうpしますので、ヨロシクです。

ではまた~。

2015年10月21日水曜日

15/10/21 最近思う事

こんばんは。不定時連絡です。

このところ、主にメンタルの不調で、仕事が全く手に付きません。
なんとかしなくては、と焦る一方で、作業の進捗報告が一向に上げられないのを苦々しく思っております。

そんな事ばかりグダグダ吐いていても仕方がないので、今日は気分転換に、以前から気になっていたトピックスに触れようと思います。

それはずばり、

「流速チューン」

について。

私がガンスミスを始めた今年現在、もう流行りも廃れつつあるかと思いますが、某SNSで質問したところ、「プチ流速」も含めると少なくない数の愛用者もいらっしゃるようで。

で、流速チューンてなんなんだ?と言いますと(ググってもらった方がいろいろな知見が入って面白いと思いますが)。

「ルーズ&ショートバレル+ハイレートスプリング+大容量シリンダー+内径を絞ったノズル等々、から生まれる高圧縮エアによる諸々の効果(この辺が解釈の分かれるところらしいですが)により、通常のチューンとは明らかに異なる弾道特性を持ったチューニング」。

のようです。
実のところ私もよく分かっていないんですよね~。

一昔前に話題になった「スカラー波」とか、某布団掃除機の「紫外線による殺ダニ効果」とか、マイナスイオンドライヤーとか。

なんだかあの辺と同じ臭いがするんですよねー。

例えば、

シリンダー、ピストン、チャンバーパッキン周りの気密を取る→初速の向上・・・これは解ります。
道理として納得できるし、誰にでも原理を説明できますから。

でも、

高圧縮エアで弾丸を包み込み、インナーバレルとの接触抵抗を低減させ云々、とか。

強ホップによって弾丸で「栓」をする事で、極限まで圧縮したエアの威力を余さず弾丸に伝え、飛距離と威力の向上を云々、とか。

確かに、70mオーバーの直進性を持った飛距離や、明らかに違う発射音、貰うとなまら痛いという威力等の結果は出ているので先述のインチキ疑似科学とは違うんですが。

原理やメカニズムのよく分かっていないものを使う気味の悪さ、とでもいうのかな?
レシピと結果を結ぶ因果関係の途中に、なんだか分からないブラックボックスが挟まっている気持ちの悪さを感じるんですね。

原理の説明はかくあれど、「なんか分からないけど、こうしたらすんごい良く飛ぶ」って事しか解ってないものを、あまり過信できないな、と。

実際調べていく中で、ハイレートスプリングと大容量シリンダーという要素からして、何か一つでも狂えば、即銃刀法に抵触する値が出る、とか、ホップを掛ければ掛けるだけ初速が上がる特性とか、当たるとすごく痛い、とか、諸々の危険&不安因子も抱えているようで、それが流速チューン衰退の原因とも取れますね。

このトピックを書いている途中にふと思い当たったんですが、

ひょっとすると、何かの都合で弾速こそ落ちていますが、弾丸の持つ破壊力は、規制値の1Jをゆうに超えているのでは?とも思いました。

根拠は、弾丸を発射するメカニズムの持つエネルギー投射のポテンシャルと、喰らった時の「むっちゃ痛い」という体感データです。
弾速が上がらないけど威力はある・・・エネルギーを保存するには、弾丸の回転か何か・・・?まで考えましたが僕の貧相な脳みそではその辺の浅知恵が限界のようです。



ともあれ、現状これが主流ではなく、またこのチューンによる致命的な事故も多発していない(事を願っていますが)事は、ある意味幸いだったかもしれないですね。

今は「参式滑腔砲」から理論発展したと思われる「デルタストライクバレル」とか、「3点支持方式」とかが熱いトピックになってるのかな?
「G-HOP」や「面HOP」「長掛けHOP」等も、弄り屋としては気になる話題ですね。その辺の話はまた今度に。


何はともあれ、他人に危害を加える事無く、安全に、楽しくプレイ出来れば私は満足です。



追伸:仕事山積みなのに、新しいカスタムベース入荷しました。

・マルイ 89式(固定銃床)です!(デーン!)

ジャンク品という事で格安で入手できたのですが、動作確認したところ動いてくれたので、これはイイ買い物をしました。
レストア出来たらまた里親募集しますねー、ヨロシクお願い致します~!